溝端淳平が主演を務めるオトナの土ドラ「仮面同窓会」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)の第2話が、6月7日(土)に放送される。

【写真を見る】会見でも抜群のコンビネーションを披露した瀧本美織と溝端淳平

雫井脩介の同名小説を原作に、溝端演じる主人公・新谷洋輔ら同窓会で再会した高校時代の友人たち4人の仕掛けたいたずらが、不可解な殺人事件に発展。4人それぞれ疑心暗鬼に陥り、互いの腹を探り合い人生を狂わせていく姿を描く。

本作で、洋輔の元同級生・竹中美郷を演じる瀧本美織のコメントが到着。撮影では溝端と共演するシーンも多く、現場ではシーン以外のやりとりがまるで漫才のようだと評判の2人だが、瀧本がここまで演じてみての心境を明かした。

■ 溝端さんはちゃんとツッコんでくれる

――溝端さんを中心に、皆さんが作品をより良くしようという現場の熱をとても感じています。

溝端さんが、現場のみんなが楽しくできるように盛り上げてくださいます。朝も夜もいつも変わらないテンションで、基本ずっとお話されていてとても明るい方なんです。

――まるで漫才のような、溝端さんと瀧本さんお二人のやりとりも目撃しています。

私が変なことを言っても放置しないでちゃんとツッコんでくれるのでありがたいです。溝端さんのボケに私は「おい」とか、「なんでやねん」しかツッコミができないのですが(苦笑)。常にムードを明るくしてくださって、現場はとても楽しいです。

■ 演じる美郷はグレーの感情が多い

――そのコミュニケーションは、作品にも生かされているようにも思えます。

演技お芝居の面でも2人で話し合いながら作っていくことができています。美郷の気持ちも、溝端さんが汲み取って、意見をくださったりします。とてもやりやすい方です。

――ちなみに溝端さん、目力が強い方だと思うのですが…。

強い方ですよね(笑)。でも、洋輔を演じている時に、お芝居で“子犬みたいな目”をする時があるんです。相当、目力を弱めていらっしゃると思うんですね。でも、普段がとても男気あふれる方なので、それを押し殺すような演技をされると、近くにいる分、直で感じます。

――改めて、竹中美郷を演じての感想を教えてください。

美郷は心境的にはとても複雑で、焦点が定まらないようなグレーの感情が多いと思いました。でもそんな揺れ動いている感じが私はとても好きで、お芝居をしていても楽しいですし、監督も美郷の微妙な感情の変化を丁寧に撮ってくださいます。

そして、キャストの皆さんとも、ディスカッションをしながら現場が進んでいるので、とても丁寧に作っていただけている作品に自分も参加できていると実感しています。

■ 同級生からのメッセージに感激!

――瀧本さんの高校時代、印象に残っている出来事を教えていただけますか?

私は地元の高校に通いながら、芸能活動をさせていただいていました。高校2年生の時に映画の撮影で2カ月間東京に行っていたことがあり、学校にも行けなくて勉強がとても心配だった私に、クラスのみんながノートをコピーして送ってくれたのがとても思い出に残っています。上京する時にも、“頑張れ”というメッセージや、皆で撮った写真などをまとめた一冊のノートをもらって、それは今も大切にとってあります。

――番組を楽しみにしている方に、メッセージをお願いします

これからも登場人物のうそや裏切りが渦巻いてくると思いますが、その中で洋輔と美郷の距離がかなり近づいていきますので、注目していただきたいです。高校時代の同級生たちの変化や葛藤など、スリルとサスペンスを楽しみながら、ストーリーを追いかけていただければと思います。

■ 第2話あらすじ

洋輔(溝端淳平)たちが拉致した樫村(渡辺裕之)が遺体で発見。その夜、希一(佐野岳)の召集で集まった洋輔、八真人(廣瀬智紀)、和康(木村了)は、樫村殺しの濡れ衣を着せられないようアリバイの口裏を合わせる。

一方、美郷(瀧本美織)は樫村の検視結果を偶然耳にし、洋輔に伝える。それを聞いた洋輔は、単身で現場となった廃工場へ向かうが…。(ザテレビジョン

「仮面同窓会」で竹中美郷を演じる瀧本美織