U-20ワールドカップ(W杯)2019準々決勝、U-20イタリア代表vsU-20マリ代表が7日に行われ、4-2でイタリアが勝利した。

決勝トーナメント1回戦で開催国のU-20ポーランド代表をウノゼロで制してベスト8に進出したイタリアと、PK戦までもつれ込んだU-20アルゼンチン代表との死闘を制したマリによるベスト4進出を懸けた一戦。

開始5分にコネのミドルシュートを許したイタリアだったが、12分に先制する。右CKからコネのオウンゴールを誘った。

幸運な先制点を手にしたイタリアは29分にも追い風。ディアキテがL・ペッレグリーニへの激しいスライディングタックルで一発退場となった。

数的優位となったイタリアだったが、そのアドバンテージを生かせずにいると、38分に追いつかれる。コネのヒールパスをボックス内で受けたコイタがGKとの一対一を制した。

さらに43分、10人のマリが逆転のチャンス。コイタのパスを受けたボックス内のコネが決定的なシュートを放ったが、ここはGKプリツァーリに阻まれた。

まずい試合運びのイタリアは44分、右CKからフリーとなったガッビアのヘディングシュートは枠を捉えきれず、1-1で前半を終えた。

後半も拙攻が続いていたイタリアだったが、60分に勝ち越した。味方のシュートのルーズボールに反応したピナモンティがボックス右からシュート。これがGKのニアサイドを破ってネットをゆすった。72分にもピナモンティトリパルデッリのクロスに合わせるシュートを放ったが、GKのファインセーブに阻まれた。

すると79分、トラオレのスルーパスでボックス右に侵入したカマラが1点差に詰め寄るゴールを挙げた。

しかし81分、イタリアは相手GKのキャッチミスを突いて、ルーズボールを拾ったピナモンティがボックス内でGKに倒され、PKを獲得。これをピナモンティが決めて三度勝ち越しに成功した。

そしてフラッテージにもゴールが生まれたイタリアは、追加タイムにPKを献上するも失敗に救われて4-2で逃げ切り。2大会連続のベスト4進出を果たし、準決勝ではウクライナと対戦する。

サムネイル画像