南アフリカのムプマランガ州にあるマブサベサラ(Mabusabesala)高校で6月4日、11年生(高校2年生)が教室で試験を受けている様子が動画に収められた。生徒がこっそり撮った5秒ほどの動画だが、そこには学校とは思えない光景が映っていた。『TimesLIVE』など多くのメディアが伝えている。

試験中の生徒を監視している教師はジーンズにジージャン、黒いバケットハットを深くかぶっているが、右手にはなんと銃を持っていたのだ。

この教師は日頃から銃を手にしており、生徒らに「殺すぞ」と脅していた。ただし学校に現れることは稀で、校長も黙認していたそうだ。

南アフリカのムプマランガ州教育省は6月7日、この26歳教師を停職処分したと発表した。教育省はこの件を深刻にとらえており、すでに調査を開始、同時に学校側にもこの教師について警察に起訴するべきだと伝えている。また今後も同校を教育省の監督下に置くことにしたという。

さらに教育省は、「こういう事例は極めて少ないと思われるが、どういった事情があろうとも今回の件は到底容認できるものではない。教師は子供の育成や造形教育に携わる人間として、常に道徳的水準を高めておくべき。教職という名誉と尊厳を維持するため、道徳に反する行為は些細なことでもどんどん報告するよう、教師および関係者に促している」とコメントしている。

CRYING OUT FOR HELP. learners deserve better, how are we liberated if this still happens. Please retweet until the minister of Education and police sees this. The school is in Mpumalanga Weltevrede- Mabusabesala school.@Julius_S_Malema @PresidencyZA @CyrilRamaphosa pic.twitter.com/xsKYj3lBF4

— Thobeka Skosana (@thobekaskosana4) 2019年6月6日

画像は『Thobeka Skosana 2019年6月6日付Twitter「CRYING OUT FOR HELP. learners deserve better, how are we liberated if this still happens.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN

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