「しっかり更生し、罪を償い、1日でも早く皆様からのご信頼を取り戻せるように必死に生きてまいります。どうかこれからも皆様からのご指導・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」

 大麻所持の疑いで逮捕・起訴され、7日に警視庁東京湾岸署から保釈されたKAT-TUNの元メンバー・田口淳之介被告。謝罪とこれからの決意を示す言葉を述べた後、田口被告がとった行動は約20秒間の土下座だった。

 この土下座に対し、インターネット上では「誠意だけは見せようとしていた」「ハキハキしてて誠意もあった」「スクショで謝罪文出すだけに比べたら誠意はある」との反応がある一方で、「まるで舞台の演技を見ているようだった」「土下座する自分に酔ってそうに見えるわ」「許してもらおうとするより早く薬物依存から脱出しないと」と批判が殺到した。

 “最大限の謝罪”とされる土下座がなぜ叩かれることになったのか。臨床心理士で明星大学准教授の藤井靖氏は次のように分析する。

 「保釈されて誰に謝っているのかという前提がひとつと、謝罪にあまり具体性がなかった。『申し訳ない』ということは繰り返し言っているが、何に対してどういう気持ちなのか、何を意図しているのかがあまり伝わらない内容だったと思う。また、土下座も含めて一方的な印象を与えていたが、謝罪には双方向性があって然るべき。謝罪会見などでの記者とのやり取りはいかがなものかと思うが、そこに双方向性があるからこそ謝罪会見が機能すると思う。今回、謝罪を一方的に口上のように述べて、土下座も攻撃性のような何か訴えるようなものを感じたが、それが批判につながっているのだと思う」

 では、どのような謝罪をすれば田口被告は批判されずに済んだのか。藤井氏は「薬物に関しては繰り返すというイメージを持たれがちなので、そういった弱い自分をまず受け入れてこれから更生すると言ってくれた方が、見ている人の納得感はあったかもしれない」との見方を示した。
AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
 

▶︎【映像】田口淳之介被告が保釈後に土下座

田口被告、土下座謝罪も批判のワケ 臨床心理士が分析「双方向性がなく一方的だった」