ユヴェントス次期監督就任が秒読み段階と見られるマウリツィオ・サッリ監督の退任に備えて、チェルシーは6名の新監督候補をリストアップしている模様だ。10日、イギリス紙『エクスプレス』が報じた。

[写真]=Getty Images

◆■フランク・ランパード(ダービー・カウンティ)


 今季はダービーチャンピオンシップ(英2部)の昇格プレーオフ決勝まで導き、監督キャリア1年目としては上々のシーズンを送ったランパード監督。クラブレジェンドである同氏のスタンフォードブリッジ復帰については、喜ぶファンがいる一方で、監督としての経験値を踏まえると時期尚早と考えるファンが多くいるのも事実だ。

◆■マッシミリアーノ・アッレグリ(ユヴェントス


 就任5年目のユヴェントスを国内8連覇に導いたものの、今季もチャンピオンズリーグ(CL)を制覇することが出来ずに、契約満了を持って退任が決定したアッレグリ氏。同氏の招へいには複数クラブが関心を示しているが、本人はプレミアリーグでの指揮を希望している模様で、現在英語を学んでいるようだ。

◆■スティーヴ・ホランドイングランド代表アシスタントコーチ


 ホランド氏は2011年1月から17年6月までチェルシーアシスタントコーチを務め、現在はイングランド代表でギャレス・サウスゲート監督の右腕として活躍している。プロクラブでの監督経験は、07年7月から08年11月にかけて指揮したクルーアレクサンドラ(当時3部)での66試合のみだが、チェルシーの内情に詳しいという点においては理想的な候補と言える。

◆■エリック・テン・ハーグ(アヤックス


 バイエルンのリザーブチーム監督時代に、稀代の名将ジョセップ・グアルディオラ(現マンチェスター・C)からその哲学を学んだテン・ハーグ監督。今季のCLで「クラス・オブ・2019」の“先生”として人々の記憶に残る躍進劇を見せた同監督には、バルセロナもエルネスト・バルベルデ監督の後任としての引き抜きを画策しているようだ。

◆■ヌーノ・エスピリト・サント(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ


 中国資本で急成長するウルヴスに、ピッチ上での成長をもたらしたヌーノ監督。ポルトガルで培った戦術眼はプレミアリーグでも十分に通用し、昇格初年度でチームヨーロッパリーグ出場権獲得に導いた。しかし、スカッドを固定する傾向は同監督の招へいを考えるビッグクラブにとって懸念材料になり得る。

◆■ハビ・グラシアワトフォード


 今季はワトフォードを35年ぶりのFAカップ決勝に導いたグラシア監督。チェルシーは同監督が志向するアグレッシブで攻撃的なスタイルを高く評価している模様だ。しかし、ワトフォードと同監督は契約を2023年まで残しているため、その引き抜きは困難が予想される。

チェルシーがサッリ氏(中央)の後任として考えている6名の監督たち [写真]=Getty Images