手(GCapture/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

10日朝、岡山県鏡野町内の路上で、男が通行人に「めまいがする。何も食べていない」と助けを求める事案が発生。その後に警察が身元を調べると、驚愕の事実が発覚した。

 

■強盗致傷容疑で逮捕状

すぐさま通行人によって「傷病人がいる」と110番通報された無職の男(34)。しかし警察が身元を調べると、別の事件で逮捕状が出ていることが明らかに。

男は5月31日午前0時過ぎ、同県玉野市内の路上で、スナック経営の女性(42)に、包丁のようなものを突き付けて「出せ」などと脅迫。現金約3万4000円が入ったハンドバッグを奪った際に女性を転倒させ、両ひざなどにケガを負わせた疑いが持たれていた。

本件後、男は強盗致傷の容疑で逮捕。2、3日水しか飲んでいなかったといい、調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているとのことだ。

 

■「危ないところだった」

事件を受け、ネットからは「危ないところだった」「襲われていたかもしれない」と通行人の無事に安堵する声が多く上がった。

「一歩間違えたら襲われていたかもしれない。通報したというのはナイス判断」

 

「恐ろしすぎる。通行人が無事だったのが不幸中の幸い。危ないところだった」

 

「34歳の若さなのだから、他にいい手はなかったのだろうか…」

 

■3人に1人「常に金欠」

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,537名を対象に「金銭事情」について調査を実施したところ、およそ3人に1人が「常に金欠だ」と回答する結果となった。

常に金欠グラフ

対応を間違えれば、惨事になっていたかもしれない今回の事案。冷静に通報するという判断が、結果的に吉と出たようだ。

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(文/しらべぇ編集部・清水 翔太

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)

「何も食べていない」と通行人に助け求めた男 その正体に「恐ろしすぎる」と騒然