ブレーキアクセルを踏み間違え、交差点やコンビニなどに突っ込む事故が目立ちます。

東京都小池百合子都知事は、踏み間違えによる急発進を防ぐ装置の取り付け費用を、9割程度補助する方針を表明。

社会全体で、誤操作による事故の防止に取り組み始めています。

また、愛知県にある『奥野工業株式会社』では、駐車場に設置するタイプの事故防止装置を開発。

『わとまる』と名前が付けられた装置は、車止めにローラーを組み込んだ構造で、自動車の荷重がかかった時だけローラーのロックが外れる仕組みです。

わとまるの上でタイヤを空回りさせることで、車の急発進や乗り越えを防止。公共施設や店舗、工場などの駐車場における安全確保ができるとのことです。

実際、どれほどの効果があるのかをご確認ください。

これは、すごい!

装置の上でタイヤが回り続け、車がその場から動きません!

これなら、アクセルブレーキを踏み間違えて急発進し、そのまま施設や道路上に飛び出す恐れもありません。

「踏み間違える人が、ちゃんとこの装置の上にタイヤを止められるはずがない」「もっと速度が上がった場合は?」と不安視する声も聞こえてきますが、「もっと広まるべき」「近くの店舗でも導入してほしい」といった期待の声も目立ちます。

もちろん、本来はこうした装置に頼らずとも、事故を減らせることが1番。

しかし、事故はいつどんな状況で起きるか分からないものです。こうした企業の努力が製品化され世の中に広まり、事故を未然に防げるのだとしたら、素晴らしいことですよね。


[文・構成/grape編集部]

出典
わとまる
※写真はイメージ