ローマは10日、公式ホームページにて新監督を発表。パウロ・フォンセカ氏が来シーズンから指揮を執る。契約は2年間、加えて1年の契約延長オプションがついている。

 フォンセカ氏は就任にあたり、「ローマの監督として仕事を始めるのが待ちきれない。サポーターと共に、このクラブで特別な成果を作り上げることができると信じている」と意気込みを述べている

 また、同クラブのジェームス・パロッタ会長は「フォンセカ氏を監督として迎えることはとても喜ばしい。彼は若くして国際経験豊かであり、とても野心的な監督だ」と同監督の手腕を高く評価している。さらに、大胆で攻撃的なサッカーを展開するサッカースタイルに対する期待感も表した。

 フォンセカ氏はモザンビーク出身の46歳。ポルトガルで監督としてのキャリアをスタートし、ブラガとポルトそれぞれで国内カップを獲得した。その後、ウクライナのシャフタールを指揮すると、3年連続で国内リーグとカップ戦の2冠を達成した実績を持っている。

ローマの監督就任が発表されたパウロ・フォンセカ氏[写真]= Getty Images