フランスで開催されているアヌシー国際アニメーション映画祭にて、現地時間6月11日(火)に、Netflixによるパネル<スタジオ・フォーカスセッション>に、すでにフル3DCG制作が発表されている『攻殻機動隊 SAC_2045』の監督である神山健治、荒牧伸志が登壇。

壇上にて、本作のキャラクターデザインを、ロシア人イラストレーターのイリヤ・クブシノブが担当することが正式に発表された。

イリヤはInstagramで162万人、Twitterで33万人というフォロワーを有し、日本のみならず、全世界から注目されているイラストレーター。今回新たにイリヤによる本作の主人公・草薙素子のイメージビジュアルとコメントも公開された。

イリヤ・クブシノブ(Ilya Kuvshinov)コメント
日本のアニメを好きになったのは、6歳の頃に見た押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』がきっかけです。「こういう素敵な作品を作りたい!」という思いから、日本で活動することを決めました。私にとって大切な作品の新シリーズ版に参加させていただいて、本当に光栄です。素子たちのデザインは、私の中にある『攻殻機動隊』への恋と尊敬の気持ちを込めて描いています。

 

日本のアニメは世界中で見られており、最新作ではその影響を受けた外国人スタッフの起用も珍しくなくなった。より『攻殻機動隊』の世界観に近づいているかのようなスタッフによる登場キャラクターすべてのデザインを早く見てみたい。

『攻殻機動隊 SAC_2045』草薙素子の最新ビジュアル