フランクフルト 12日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は12日、中欧諸国の経済は対外貿易への依存度が高く、自動車生産など一つの産業に重点を置いているため、世界貿易戦争の影響をより受ける可能性があるとの見解を示した。

総裁はECBの会合で「中欧・東欧のビジネスモデルは国際貿易と金融情勢からの衝撃に弱くなっている」と指摘。「生産過程で多くのモノが国境を複数回越えることから、関税の影響が増幅する可能性がある」と述べた。

「主要な長期的課題は、より均衡の取れた成長と資金調達モデルへの移行」であるとし、これには国内でのイノベーションと投資支出の拡大が重要となると指摘した。