映画「東京喰種 トーキョーグール【S】」が7月19日(金)に全国公開を迎えるのを前に、6月11日に東京・恵比寿ガーデンプレイスでTOKYOプレミアを実施。

【写真を見る】「俺、明るい変態だから」と爽やかに言い切る松田翔太

窪田正孝松田翔太山本舞香、鈴木伸之、白石隼也、知英、マギー、柳俊太郎、川崎拓也監督、平牧和彦監督が、スペシャルイベントと舞台あいさつでトークを展開した。

窪田正孝「ものすごく素晴らしい作品ができた」

最初に、スペシャルイベントを野外の特設ステージで開催。イベント開始時は小雨が降っていたが、キャスト陣がステージに登壇すると、雨がピタリと止む奇跡が。

窪田の「この夏は」の掛け声に、観客が「東京喰種!」とレスポンス。同時にキャノン砲が盛大に発射され、大盛り上がりを見せる。

そして、窪田は「前作を経て『東京喰種 トーキョーグール【S】』となったんですが、臨場感あふれる、でもどこか柔らかくて、どこか不気味で、ものすごく素晴らしい作品ができたと、自信を持って言えます!」と声を上げた。

■ キャスト陣の“変態度”を調査

続いて、ザ・ガーデンホールにて行われた舞台あいさつで、窪田は「今回は新キャラ・月山役の(松田)翔太さん、そしてトーカ役の(山本)舞香ちゃんをはじめとするキャストの皆さんが、新しい風を巻き起こしてくれました。だから前作を見ていない方でも、ここから楽しめる作品になっていると思います」と作品について語る。

本作では、松田演じる最大の敵・月山の「変態性」が話題となっていることから、キャスト陣それぞれの“変態度”を調べることに。

使用した診断は、占い・心理クリエーターの脇田尚揮氏による、数秘術で占う“変態度”診断。生年月日を基に計算し、変態度15%、35%、70%、90%と4段階の結果が導き出される。

まず発表されたのは「変態度35%」。該当者は亜門鋼太朗役・鈴木で、“変態の要素はあるもののそれに気付かないタイプで、穏やかで物静かな性格”とのこと。

鈴木は「亜門はすごくいちずで、僕とリンクしていますから」と安堵(あんど)するが、“正当化する理由さえあれば、その世界に足を踏み入れる可能性もある”という診断結果に、最終的には「よく分かってる!」と自ら認めていた。

「変態度70%」は松田、白石、知英、柳の4人。“「変であることを楽しめる明るい変態タイプ」で、一言でいうなら「明るい変態」”という結果に、窪田は「翔太さんは100%では!?」と発言。

その松田は「いいよ。俺、明るい変態だから」と月山役らしく爽やかに言い切り、会場を沸かせる。

また、白石は“言葉遊びが大好きで、変な発言さえもコミュニケーションととらえるタイプ”、知英は“好きな相手のためなら何でもしてしまうタイプ”、柳は“親しくなると、冗談か本気か分からない変態的なアクションを仕掛けるタイプ”という結果が明かされると、それぞれ困惑しつつも照れ笑いを浮かべた。

そして、最も変態度の高い90%と、最も低い15%の発表へ。「変態度15%」が該当者ゼロだったため、残る窪田、山本、マギーが「変態度90%」という結果に。

「変態度90%」は、“真面目そうに見えて隠れド変態の可能性を持ち、完璧主義で正義感が強い反面、破壊衝動を内に秘めたタイプ”。

“よほど心を許した相手にしかその事実を明かすことはない”という診断結果に対して、3人とも「合ってる!」と納得の表情を見せていた。

■ 主題歌は女王蜂の「Introduction」

イベントの終盤には、本作の主題歌が女王蜂の「Introduction」に決定したことを窪田が発表。

TVアニメ版「東京喰種トーキョーグール:re」のエンディングテーマ「HALF」を手掛けた女王蜂が、映画サイドの熱いオファーを受け、再び「東京喰種」に楽曲提供することになった。

女王蜂がオファーを受けた時には、すでに楽曲は完成しており、歌詞の内容やアッパーチューンなテンポがまさに本作そのものと、運命的な巡り合わせによって決定したとのこと。

「Introduction」は、5月に女王蜂が発売したアルバム『十』に収録されている。

この決定を受け、女王蜂のアヴちゃんは「アルバム『十』にまつわる全ての音と写真、そして映像を録り終えたある日、今回のお話を頂きました」と明かす。

そして「100%女王蜂として好きに作った曲(そもそもそれでしか私たちは作れない)なのですが、前回の『HALF』同様シンクロ率が異様に高く…とにかく聞いて、見ていただけたら!と思うばかりです」と話した。

松田翔太「『カネキくんを喰べたい』と思って挑みました」

主題歌の解禁に合わせて、会場では新たに主題歌入りの最新予告も発表。

窪田は「本作はすごくスピード感があって、その中で女王蜂さんの『Introduction』は、アップテンポだけどその中に狂気があり映像にマッチしている。最後の最後で、席を立たないで浸っていただきたいです」と、主題歌への思いを語る。

イベントの最後には、松田が「僕は今回、恋愛映画だと思って、とにかく『カネキくんを喰べたい』と思って挑みました。一目ぼれから愛に変わるまでを演じましたので!」と自信の表情。

そんな“熱烈アプローチ”を受けた窪田は「翔太さんの愛もたくさん詰まった『東京喰種』となっています! ぜひ楽しんで見てください」とメッセージを送った。(ザテレビジョン

映画「東京喰種 トーキョーグール【S】」のTOKYOプレミアで、窪田正孝、松田翔太、山本舞香らがトークを行った