2連勝で5カード連続勝ち越し、吉田輝の初勝利に目尻下げる「彼の持っているもの」

日本ハム 2-1 広島(交流戦・12日・札幌ドーム

 日本ハムは12日、本拠地で広島を2-1で下して2連勝。5カード連続勝ち越しを決めた。プロ初登板初先発したドラフト1位ルーキー吉田輝星投手が5回4安打1失点。デビュー戦を白星で飾った。

 試合後、栗山英樹監督は開口一番「良かったです」と言って目尻を下げた。「大観衆の中で、みんなが願う中で、どっちに振れるかというところだけれど、いい方に振れられるというのは彼の持っているもの。もちろんピッチャーの能力もそうだけど、大きなものだなと思いました。新しい風を持ってきてくれた感じがしまた」。3万3563人の観衆の中で、球界を代表する投手である大瀬良に投げ勝った18歳右腕を褒めちぎった。

 さらに「しっかり真っ直ぐを投げるというのが大原則。それを一生懸命にやっている姿があったし、(捕手の石川)亮も本当に一生懸命良さを引き出そうと必死になってリードしてくれたのも大きかった」と若いバッテリーを称えた。

 野手は同点に追いつかれた直後に西川遥輝外野手の内野安打で勝ち越すると、その後再三の好守でもり立てた。投手陣も6回以降、井口和朋投手、公文克彦投手、ブライアン・ロドリゲス投手、石川直也投手が無失点継投で黄金ルーキーにウイニングボールプレゼントした。

 栗山監督は「全員が何とか勝とうという魂の部分が大きかった。なかなか点を取ってあげられなかったけど、その気持ちはみんな出ていた」とうなずいた。(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

日本ハム・栗山監督【写真:石川加奈子】