プレミアで2年連続得点王を獲得 クラブ公式ツイッターで1分44秒の動画に厳選

 14年ぶり6度目のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を果たすなど、今季のリバプールは輝かしいシーズンを過ごした。その中心にいた1人が、今季のプレミアリーグで2年連続の得点王を獲得したエジプト代表FWモハメド・サラーだ。クラブ公式ツイッターは、そんな頼れるストライカーの“最高の5ゴール”をピックアップし、動画を公開した。

 リバプールは今季のプレミアリーグで歴代3位となる勝ち点「97」を記録したものの、マンチェスター・シティに1ポイント差で競り負け、あと一歩のところでプレミア初優勝を逃した。悔しい結果となったものの、サラーは同僚のセネガル代表FWサディオ・マネアーセナルガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンと並び、22ゴールで得点王の栄冠に輝いた。

 一方、CLは2年連続のファイナリストとなり、決勝では試合開始早々の前半2分にサラーがPKキッカーを務め先制点を奪取。最終的に90分間フル出場し、欧州制覇に貢献している。

 リバプール公式はそんなサラーが挙げた今季のゴールの中から、5ゴールをピックアップ。1分44秒の動画にまとめて紹介している。

 1つ目はプレミアリーグ第33節、サウサンプトンに3-1で勝ったアウェー戦。自陣のハーフウェーライン付近から高速ドリブルでペナルティーエリアまでボールを運ぶと、そのまま右足でシュートを放ちネットを揺らした。2つ目は、サラーハットトリックを達成したリーグ第16節のボーンマス戦(4-0)。アウェーで臨んだ試合だったが、サラーは後半32分、味方のスペースへのパスに快足を飛ばして追いつき、相手GKを鋭い切り返しで2度にわたって翻弄し、最後はライン上でゴールを死守しようとしたDFを目の前に冷静にアウトサイドでゴールに流し込んだ。

 3つ目は、ホームで行われたCLグループステージ最終節のナポリ戦(1-0)。勝利が決勝トーナメントに勝ち上がる必須条件という一戦で、サラーは前半34分にペナルティーエリア右でパスを受け相手DFをかわすと、角度のない位置からファーサイドにゴールを決めた。

サッカー界のファラオ」など称賛の声が殺到

 4つ目はプレミア第37節、アウェーでのニューカッスル戦(3-2)。右からのクロスに対しエリア内にいたサラーは、ゴール正面から右足のダイレクトボレーで流し込み同点ゴールを奪った。

 そして、最後はプレミア第34節のホームで行われたチェルシー戦(2-0)。1点リードで迎えた後半8分に右サイドでボールを受けたサラーは、相手をドリブルでかわし、見事なミドルシュートをゴール左上に突き刺した。

 コメント欄にはファンから、エジプトファラオ王にちなんだ「サッカー界のファラオ」や、「モハメド・サラー+リバプールファン=世界最高のクラブ」「チェルシー戦のゴールは今でも驚異的」「真のレジェンド」「素晴らしい」など、チームの攻撃をけん引したストライカーへの称賛の声が多く集まった。(Football ZONE web編集部)

リバプールFWサラー【写真:Getty Images】