12日、女子ワールドカップ(W杯)2019のグループステージ第2節が行われ、開催国のフランス女子代表は2-1でノルウェー女子代表に勝利。2連勝を記録した。

開幕戦で韓国女子代表を2-0で下したフランスと、ナイジェリア女子代表に2-0で勝利したノルウェーの一戦。試合は立ち上がりから互いに攻勢に出る展開となる。

互いに相手ゴールに迫る展開もゴールレスで迎えた後半、46分にフランスが先制する。ボックス左に展開するとアメル・マイリのクロスを走り込んだヴァレリー・ゴービンがボックス中央でダイレクトで合わせ、フランスが先制する。

先制を許したノルウェーは54分、パスを繋いで崩すと、ボックス左でスルーパスを受けたイサベル・ヘルロヴセンがグラウンダーのクロス。イージーなボールだったが、ワンディ・ルナールがクリアしようと蹴るとこれがオウンゴールとなり、ノルウェーがラッキーな形で同点に追いつく。

追いつかれたフランスだったが72分、クロスの流れたボールを拾ったマリオン・トレントイングリッド・シルスタ・エンゲンに蹴られてボックス内で倒れ込むことに。このシーンでは、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が適用され、主審のビビアナ・シュタインハウスさんが映像を確認。これがファウルと認められ、フランスがPKを獲得するとウジェニー・ル・ソマーが落ち着いてゴール左に決め、フランスが勝ち越し。そのまま逃げ切り、2-1で見事に2連勝を達成した。

その他、グループAのもう1試合はナイジェリアが2-0で韓国を下し1勝1敗となり、韓国の敗退が決定。グループBドイツ女子代表vsスペイン女子代表は1-0でドイツが勝利し2連勝を飾った。

フランス女子代表 2-1 ノルウェー女子代表
フランス
ゴービン(後1)
ル・ソマー(後27)[PK]
ノルウェー
オウンゴール(後9)

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