超能力を持つミュータントたちの活躍を描くX-MENシリーズの最終章『X-MEN:ダーク・フェニックス』が6月21日(金)に公開。その公開を記念して6月13日(木)TOHOシネマズ梅田で特別試写会が行われた。特別ゲストにお笑いコンビの尼神インターが登壇した。

ダーク・フェニックスに扮する渚

渚は本作で力が暴走することによりX-MEN最大の脅威として立ちはだかるダーク・フェニックスに、誠子はその暴走を止めようと活躍するミスティークに扮して登場。X-MENならぬ『X-WOMEN』として登場し会場を沸かせた。

サプライズゲストで登場した尼神インターの渚と誠子。普段テレビで見るものとはあまりにも違う姿に観客もビックリした様子。渚について誠子は「常に怒ってるから一番似合ってて怖い」と話し、渚も「いつもよりミュータント感がなくてこれでいったら良いやん」と笑いを誘った。

3時間かけて『変身』を果たした2人。渚は着けては剥がしてを繰り返しながらつけた頬の特殊メイクにたいして「何回やんねん」と感じていたという。また、誠子は「3時間全身青のスプレーをかけて作り上げるのが大変だったけど、肌のリアルな仕上がりにビックリ」と嬉しい様子。「これほどのメイクならブス隠しになるので自分で覚えたい」と笑いをとった。

今作で感情のコントロールができないことにより力が暴走してしまうダーク・フェニックスに変身した渚は普段でも「常に怒ってる」と言われるほど。そこで渚は怒りを抑えるため『アンガーマネジメント』に挑戦することに。1分間誠子からの煽りに我慢し続けることができれば渚のギャラが倍増、失敗すれば渚のギャラがそのまま誠子のものになるというルールのもと行われた。当初、渚は「カネのためなら我慢する」と余裕を見せていたが、誠子の全力のハリセンに遂に猛反撃。渚が誠子のハリセンを取り上げ、誠子を滅多打ちしてスタッフからも制止が入ることに。渚の荒れた怒りに誠子は「もうちょっとお笑いの叩き方してもらっても良いかな」とツッコミを入れた。

すでに映画を鑑賞した渚は「ヒーロー映画やのに開始15分でそんなんありなん?」と怒涛の展開に楽しみにして欲しいと呼びかけ、未視聴の誠子は「ダーク・フェニックスの女性ならではの葛藤に共感できるって聞いて、それって女芸人の面白くなればなるほどプライベートでモテへんようになるっていう葛藤に近いのでは」のこれから本作を楽しみたいと明かした。(関西ウォーカー・桜井賢太郎)

『X-MEN:ダーク・フェニックス』の大阪舞台挨拶が行われた