有吉弘行

「好きなことで生きていく」ためにユーチューバーの道を選ぶ若者が増えている昨今。

12日深夜放送『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)では、そんなユーチューバーが抱える「仕事の悩み」に言及。有吉弘行マツコ・デラックスらが持論を展開した。

 

◼ユーチューバーの悩み

意気揚々とユーチューバーになった友人が「登録者数を増やすために企画を考える毎日」に辟易している姿を見た投稿者。「『好き』を仕事にしてもいつか楽しめなくなるのか?」と悩みを吐露する。

登録者数10万人以上のユーチューバー7人の「仕事の悩み」を番組で調査したところ、「視聴者が見たいモノと自分の好きなことに違いが出てきた」「規制が厳しくなった」「毎日更新で休みがない」などが挙げられた。

 

◼有吉「仕事を楽しむ才能がない」

自由に見える反面、厳しい現実にも苦しんでいるユーチューバーたち。有吉は「はたから見てても大変だろうね」と同情しながらも「仕事を楽しむ才能がないだけだよ」と切り捨てる。

マツコは「なんでも大変。その中から喜びを見つけられた人の勝ち」と指摘。有吉も「人から見たらつまんなそうでも、その人が楽しんでやっている可能性もある」と共感、「楽しんで仕事している人の邪魔だけはしないで欲しい」と語った。

◼視聴者は共感

さらに「よく笑える仕事でよかったと思う」「恵まれている」と自分たちの仕事を楽しんでいると明かした2人。視聴者からもさまざまな意見が寄せられている。

 

◼4人に1人「ユーチューバーは楽そう」

しらべぇ編集部で全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の25.9%が「ユーチューバーは楽に稼いでいるように見える」と回答した。

ユーチューバーは楽に稼いでいるように見えるグラフ

「好きなことを仕事にする」というキャッチコピーを盾に、悪ふざけとしか思えないモノや犯罪スレスレのモノをアップするユーチューバーも多いだけに、ユーチューバー全体に対する風当たりは強い。

それでも、視聴者好みの企画を考え、登録者数の増減に一喜一憂し、毎日動画をアップし続けるユーチューバーが「決して楽ではない」と多くの人が理解しているようだ。「好き」を仕事にしても大変なのは一緒なのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1,732名(有効回答数)

「好きなことで生きていく」ユーチューバーが仕事に悩み 有吉「仕事を楽しむ才能がない」