全世界で900万DLを突破した本格タクティクスRPG「誰ガ為のアルケミスト」が満を持して映画化した『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』が6月14日(金)より公開。


 「マクロス」シリーズ「アクエリオン」シリーズの河森正治が総監督を務め、40周年記念作品として、自身初となるゲーム原作の映画化に挑みます。ゲームに登場する人気キャラクターに加え、劇場版オリジナルヒロイン・カスミ(CV:水瀬いのり)が光と闇の均衡を失ったバベル大陸で繰り広げる、壮大な冒険譚が幕を開ける。

 本作は女子高生カスミが、不思議な声に導かれて異世界バベル大陸へと召喚されてしまうところから始まる物語。総監督を務める河森正治は、メカデザインのスペシャリストとしても名を馳せ、様々な名作を生み出しているビジョンクリエイターです。異世界が舞台のファンタジーである本作について、河森総監督は「ミリタリー系のロボットでは空気抵抗の問題など、現実に近い戦いがベースになる。しかし、ファンタジーでは、人間と巨大な敵という構造を取りやすく、新鮮で楽しい」と明かし、「感情を表に出していくようなアクションをできるのが自分にとって魅力的」と語っている。河森自身がファンタジーに挑むのは、1996年に手がけたTVアニメ『天空のエスカフローネ』以来。「女子高生が異世界へ迷い込んでしまうストーリーを21世紀になった今、再び作ったらどうなるかなと楽しみでもありました」とも話しており、今泉潤プロデューサーからは「オッサンたちで女子高生を分析しました(笑)」と裏話も。現代の女子高生を主人公として描くにあたって、試行錯誤した様子が伺える。

 また、オリジナルヒロインの主人公・カスミについては、「ゲームプレイしている方と初めてタガタメに触れる方の間には情報量の差があるので、入りやすいようにカスミを主人公にしました。女子高生の成長物語を描くのにバベル大陸は魅力的だった」と語る河森総監督。『天空のエスカフローネ』を彷彿とさせるファンタジーの異世界を舞台に、21世紀になった今、本作では河森総監督の手によってどのような物語が描かれているのか。

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〈『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』情報〉
6月14日(金)公開

【ストーリー】
普通の女子高生カスミに秘められた“本当の強さ”とは
自分に自信の持てない女子高生カスミは、ある日、不思議な声に導かれて異世界バベル大陸へと召喚される。そこは、伝説の存在・暗黒竜デストルークにより、錬金術も魔法も封じられ、“闇の魔人”が跋扈する世界だった。カスミは、彼女を召喚した魔法使いのリズ、ガンナーのエドガーと出会い行動を共にする。“闇の魔人”の魔の手はレジスタンスの村へと迫る。絶望を目前にしたカスミの脳裏に、意外なビジョンがふと浮かび上がる。それは、カスミの中に眠る彼女の“本当の強さ”が目覚めようとしている兆しだった―
「お願い、届いて、私の中に力があるなら……」

総監督/ストーリー構成:河森正治
原作:今泉潤/FgG 
監督:高橋正典
脚本:根元歳三 
キャラクターデザイン:嘉手苅睦
サブキャラクターデザイン:戸谷賢都
作画監督:宮西多麻子 長坂寛治 大河内忍 福田佳太 田中亜優 堀内修 出野喜則 小園菜穂 芳賀亮 小橋陽介
美術設定:二エム・ヴィンセント ロキャデリ・ロイック ジェローム・ペリヤ
美術監督:古宮陽子 湖山真奈美 色彩設計:秋元由紀 CGディレクター:原田丈 撮影監督:若林優(T2studio) 
特殊効果:永良雄亮 編集:兼重涼子
企画・プロデュース:今泉潤
プロデューサー:木村将人 佐藤道明 
制作プロデューサー:高野健一 音響監督:明田川仁 音響効果:小山恭正 音響制作:マジックカプセル 
音楽Akiyoshi Yasuda(★STARGUiTAR) 音楽制作:フライングドッグ 音楽プロデューサー:佐々木史朗 永原洋子
主題歌:「Namida」石崎ひゅーいEPICレコードジャパン
エンディングソング:「あの夏の日の魔法」石崎ひゅーいEPICレコードジャパン
製作:FgG 制作:サテライト 配給:アスミック・エース 宣伝:博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ ガイエ 

■出演
水瀬いのり 逢坂良太 降幡愛
花江夏樹 石川界人 堀江由衣
生天目仁美 内田雄馬 今井麻美 早見沙織 江口拓也
Lynn  福山潤

『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』公式サイト
https://tagatame-movie.jp/

『劇場版 誰ガ為のアルケミスト』公式Twitter
https://twitter.com/FgG_tagatame

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