移籍金ゼロ、年俸1億4500万円でレアルと合意 「ラウールはギャラクティカを手にした」

 レアル・マドリードは現地時間14日、FC東京日本代表MF久保建英の獲得を正式発表した。最初はレアルのBチームにあたるカスティージャでプレーすることも公表されているが、スペインメディアは同チームを率いる元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス監督の名前を挙げ、「カスティージャのためのギャラクティカ(銀河系)を手にした」と報じている。

 バルセロナの下部組織出身の久保は、FC東京の下部組織を経て、2017年11月FC東京トップチームとプロ契約。2年目の昨季は横浜F・マリノスへの期限付き移籍も経験したが、FC東京に復帰した今季はレギュラーとしてリーグ戦13試合4得点と、首位を走るチームの主力として存在感を発揮してきた

 6月のキリンチャレンジカップでA代表に初選出され、9日のエルサルバドル戦(2-0)で待望のA代表デビューコパ・アメリカ南米選手権)に参戦する日本代表の一員としてブラジル入りし、現地で初のトレーニングを行った後、14日にレアル公式サイトで久保の獲得が正式発表された。

 スペイン紙「マルカ」によれば、年俸は120ユーロ(約1億4500万円)、レアルは移籍金ゼロで獲得に至ったという。

 記事では「タケフサ・クボ:ラウールはカスティージャのためのギャラクティカ(銀河系)を手にした」と見出しを打って特集。「タケフサ・クボはすでにレアル・マドリードの新しい選手だ。“白い巨人”は日本人フットボーラーとサインし、最初のシーズンラウール・ゴンザレス監督が指揮するカスティージャでプレーすることを発表した」と伝え、同公式ツイッターでは「久保は素晴らしいスキルゴールスーパーなドリブルを持っている」と称えている。

 宿敵であるバルセロナの下部組織出身で、レアルの下部組織カデーテA(U-16)には同じ日本人選手の15歳MF中井卓大が所属するなど、様々なバックグラウンドも手伝い、久保の注目度は今後一層増しそうだ。(Football ZONE web編集部)

FC東京からレアルへの移籍が決まったMF久保建英【写真:高橋学】