北朝鮮国営の朝鮮中央通信は14日、国内の複数地域で干ばつが続いていると伝えた。

8日から10日から広い地域で雨が降ったものの、「黄州(ファンジュ)、載寧(チェニョン)をはじめとする載寧江(チェニョンガン)の流域と利原(リウォン)、明澗(ミョンユン)、鏡城(キョンソン)など、東海岸の一部地域では雨が全く降らなかったり、少し降っただけ」だったという。

また、気象専門家の解説として、「今後6月下旬の降水量は西海岸の中部以南地域で平年(33.3ミリ)の70~80%にしかならないものと予見される」と伝えた。

米海洋大気庁が作成した2019年5月6~12日の朝鮮半島周辺の干ばつ指数マップ(同庁=VOA)