しらべぇでも既報の通り、10日放送の『陸海空 こんなところでヤバいバル』(テレビ朝日系)で、タレントの井上咲楽がゴキブリやコオロギなどを頬張る姿は視聴者に衝撃を与えた。
なかなかハードルの高い昆虫食だが、古くからイナゴなどを食べている地域もあるため「自分もできる」と言う人も。
■昆虫を食べたことがある?
一体どれくらいの人が昆虫を食べた経験を持っているのか。しらべぇ編集部では全国10~60代の男女1,732名に調査を実施。
結果、「食べたことがある」と答えた人は14.4%。割合が少ないが、食べた経験を持つ人は一定数存在している。
■中高年男性は経験者が多い
昆虫を食べたことがある人を性年代別に見ると傾向が出た。
中高年男性の割合が高く、50代は30.4%が経験を持っていることが判明。一方、女性は全ての年代で低く、50代を除くと全てが1桁台に。女性は昆虫を食べることについて、年代に関係なく強い抵抗感を持っているようだ。
昆虫をバリバリと食べ続けた井上咲楽は、かなり珍しい存在といえる。
■北関東・東北の割合が高い
さらに地域別で見ると興味深いデータが。
東日本に経験者が多く、北関東と東北は2割が昆虫を食べた経験を持つ。群馬県や長野県などでは今でも食文化として現存しているため、「実家で食べた」人も多いのかも。
■経験者の声は
昆虫を食べた経験を持っているというHさん(50代・男性)に聞いてみた。
「私の故郷長野県では、昆虫を食べる文化がありますよ。イナゴやざざむしの佃煮、蜂の子など。ちょっとゲテモノ感はありますが、味はおいしい。
食べたくないという若者も多いですが、一度チャレンジしてみてほしいですね。意外と昆虫の美味しさに目覚めるかもしれません」
抵抗感を持つ人が多い昆虫食だが、日本の一部地域には「食べる文化」が根付いているようだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)
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