舞台「クローズZERO」の記者会見が6月14日に東京・草月ホールで行われ、キャストの松本大志、堂本翔平、坂田隆一郎、三岳慎之助、馬越琢己、砂原健佑、二葉勇、二葉要、菊池修司、安井一真と、脚本・演出の山田能龍が意気込みを語った。

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■ 今回の再演版は、規模を拡大して上演

舞台「クローズZERO」は、高橋ヒロシの漫画「クローズ」(秋田書店)の実写映画化作品「クローズZERO」を原作とした作品で、2017年11月に東京・CBGKシブゲキ!!で初演され、初演版のチケットは即日完売。

今回の再演版では福岡、大阪、東京と規模を拡大しての上演となり、脚本・演出を初演版に続いて山田ジャパンの山田が担当する。

■ 殺陣にも注目!

記者会見では「初演に比べてパワーアップしたところは?」という質問に対し、滝谷源治役・松本は「再集結したメンバーは初演版から1年半たち、それぞれが経験を積み、人間力やおとこ気が増している。それがそのまま、作品の底上げにもつながっている。殺陣にも注目してほしい」とコメント。

また、芹沢多摩雄役・堂本は「初演に比べての作品に対する理解、キャスト感の絆が増していてそういったところが、見に来てくださるお客さまに伝わるとうれしいです」と意気込む。

そして、山田は若手俳優と作品を作り上げることについて「意識の統一をすることがとても大切。それがあれば、個性がある若手俳優、しかも大所帯でも、いい作品を作り上げることができる」と語った。

■ 舞台「クローズZERO」を漢字2文字で表現

また、登壇者10人が「舞台『クローズZERO』を漢字2文字で表すと?」というお題に対し、それぞれの熟語を色紙に書いていくことに。

松本は“奇跡”、堂本は“焼肉”、坂田は“一心”、三岳は“漢気”、馬越は“感情”、砂原は“委託”、二葉勇は“軌跡”、二葉要は“青春”、菊池は“命綱”、安井は“錯覚”、坂田隆一郎は“一心”と書き上げる。

その意義について、坂田は「一心不乱に、心を1つに、この舞台に臨んできたので、ぜひお客さまに伝わってほしい」と説明。

安井は「舞台にのめり込み過ぎて、毎日が役との錯覚のようでした。そのくらいのパワーで打ち込んでいます」、二葉要は「この舞台をもって劇団番町ボーイズ☆を卒業しますが、過ごしてきた年月はまさに“青春”。この舞台にも“青春”が詰まっています」と、それぞれ話す。

最後に、松本は「この『クローズZERO』という人気作の舞台化をこのメンバーでできること、また今日という日にお客さまにお越しいただけるということ、その全てが奇跡なので、全てに感謝して臨みたい」と誓った。

なお、舞台「クローズZERO」の福岡、大阪公演はすでに終了。東京公演は、6月16日(日)まで草月ホールで上演される。

※高橋ヒロシの「高」ははしご高が正式表記。(ザテレビジョン

坂田隆一郎、松本大志、堂本翔平(写真手前左から)らが、舞台「クローズZERO」の記者会見に登壇した