丸美屋や永谷園など、さまざまなメーカーから『担担麺の素』が販売されている。

どのメーカーのものもゴマの香りが良かったり、味噌の味が濃厚だったりと特徴的だが、この担担麺の素ほど尖った味のものはないだろう。

 

■ヤマムロ『担担麺』

その担担麺の素とは『マツコの知らない世界』で絶賛されたレトルト麻婆豆腐の素を提供する、ヤマムロのもの。

原産地は中国四川省・成都市でまさに「本場中の本場」で生産されているもの。辛さの度合いも大辛である。

 

■作り方はやや面倒だが…

作り方は通常のレトルト品とくらべ微妙に大変で、炒めたネギとひき肉に素を絡めて仕上げる。

本場では讃岐うどんのような太麺を使うと説明には書かれているが、記者のおススメはパッケージのイラストのような、細い中華麺。スーパーで買えるものだと、マルタ棒ラーメンがいいだろう。

■日本人無視レベルの本場風味

気になる味は、日本の担担麺だと旨味が強かったり花椒の香りがダイレクトに来るものが多いが、コレはとにかく辛さが前面に来るタイプ!

この日本人を無視した辛さの中に、ほんのりと来るスパイスや中国味噌のウマさ、なかなか日本のメーカーが作るものでは味わえないハズだ。

 

■見かけたらぜひ買ってみて

ヤマムロの担担麺麻婆豆腐の素はスーパーだと売っていないこともあるが、カルディコーヒーなど輸入食材店ではよく見かける。

辛さが得意な人や本場中国の担担麺を味わってみたい人にはとくにおススメ。発見したらぜひ買ってみよう。

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(文/しらべぇ編集部・熊田熊男

日本人完全無視レベルの本格派 ヤマムロ『担担麺の素』が激ウマ