大手紙「マルカ」が現地に突撃 代表練習の光景を動画で公開

 日本代表は現地時間17日、コパ・アメリカ南米選手権)でチリ代表との対戦を控えている。現在、ブラジルの強豪パルメイラスの施設を借りてトレーニングに励んでいるが、18歳MF久保建英レアル・マドリードへと移籍したことで、スペインメディアが練習場を訪れ、現地レポートするほどの注目ぶりとなっている。

 日本はホームで5日にトリニダード・トバゴ戦(0-0)、9日にエルサルバドル戦(2-0)と2試合の国際親善試合を行ったなか、コパ・アメリカではメンバーを大幅に入れ替え、若手主体で臨む。久保はエルサルバドル戦で途中出場し、代表デビューを飾ると、引き続きコパ・アメリカにも招集されている。

 一方、現地時間14日にレアルが久保の獲得を正式発表したことで、世界各国が一斉報道し、次世代のスターにスポットライトを当てた。スペイン紙「マルカ」は、久保の移籍コメントを入手するべく、現地まで赴いていた。その際、久保は流暢なスペイン語で応対していたという。

 また、公式インスタグラムでは「日本は、パルメイラスの施設で練習している。大注目を浴びるタケフサ・クボも一緒だ」と文章を添え、グラウンドでトレーニングに励む日本代表を背景に、現地記者がレポートしている動画を公開。「タケ・クボ」と個人名も挙げており、久保の一挙手一投足に熱視線を送っている様子を伝えていた。

 久保にとっては代表に集中したい期間であるため、難しい環境を強いられているかもしれないが、レアルという世界最高クラスのクラブに加入したスターの宿命とも言えそうだ。(Football ZONE web編集部)

日本代表MF久保建英【写真:Football ZONE web】