スーツケース(©ぱくたそ)

外国人観光客の増加に伴い、観光地ではマナー問題やトラブルが続出している。

14日放送『ザワつく! 金曜日』(テレビ朝日系)では、そんな外国人観光客のホテルでのトラブルについて言及。高嶋ちさ子が怒りを滲ませる場面があった。

 

◼年7,000件の忘れ物

宿泊客の9割が外国人という大阪・東心斎橋にあるホテルでは、外国人観光客の忘れ物が大きな問題となっている。

同ホテルでは1日におよそ20件、年間では約7,000件もの忘れ物があり「勝手に処分せずに3ヶ月間保管する」形をとっているのだが、1番の問題は返却希望者への発送手続きにある。

海外発送にはさまざまな規定があるため、ひとつひとつを調べて許可と手続きをしなければならない。処理に時間がかかり業務に支障をきたしているというのだ。

 

◼あえての忘れ物

さらに新しいモノを購入し、処分が面倒になった古いスーツケースを「あえて忘れていく」場合もある。これもホテル側は忘れ物扱いとし保管しておかなければならないと明かされた。

この問題に高嶋は「自分が海外で忘れ物をしたらそれは失くし物とあきらめる。送ってもらえるなんて考えもしない。捨てていい」と断言。ホテル関係者に向け「お人好しになる必要はない。今すぐ捨てろ」と苦言を呈す。

長嶋一茂も「欧米ではチェックイン時に忘れ物は自己責任と一筆書かされる。3ヶ月は長い。送ってくれじゃなくて『お前が来い』だよね」とホテルが気遣いをしすぎだと指摘した。

◼視聴者の意見は…

日本人らしい気遣いとも言えるが、故意にスーツケースを置いていく外国人観光客も多く、業務にまで支障をきたす状況は望ましくない。高嶋や一茂の主張に視聴者からもさまざまな意見が寄せられている。

 

◼6割強は「厳しい処罰が必要」

しらべぇ編集部で全国10代〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の65.5%が「外国人観光客の迷惑行為にも厳しい処罰が必要だと思う」と回答した。

迷惑行為

外国人観光客のマナーやモラルが問われ、観光地での迷惑行為が増加している昨今だけに、厳しい処罰が必要と考えている人は少なくない。

スーツケースをあえて忘れていく行為はいわば不法投棄のようなもの。「旅の恥はかき捨て」とはいうものの、それではすまされない、許されない恥ずべき行為だと認識してもらいたいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)

高嶋ちさ子、ホテルにわざと忘れ物をする外国人観光客に激怒 「すぐに捨てろ」