堀口の快挙30分後に挑戦状、米メディア取材にも不敵「俺が世界最高と見せつけたい」

 ベラトール世界バンタム級タイトルマッチは14日(日本時間15日)、RIZIN初代同級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)が現王者のダリオン・コールドウェル(米国)に3-0判定勝ち。史上初の2団体王者という快挙を成し遂げたが、わずか30分後に挑戦状が届いた。直後の試合で衝撃KOを演じたフェザー級ジュアン・アーチュレッタ(米国)が「ホリグチー!ホリグチー!」とリング上で絶叫し、対戦を熱望していたが、その後の米メディアインタビューに対しても大胆に宣戦布告している。

 聖地マディソン・スクエア・ガーデンに衝撃が走った。歴戦の31歳アーチュレッタがエデュアルド・ダンタスを迎えた一戦、その2回。終了間際だ。相手のラッシュを交わすと、カウンターで右ストレートを一閃。顔面にもろに受けた相手はそのまま仰向けにリングに卒倒した。一撃失神の衝撃KO。堀口の快挙からわずか30分後に熱狂を巻き起こし、さらにアーチュレッタは動いた。

 フェンス際のカメラを見つけ、よじ登ると両手を広げて叫んだ。「ホリグチー! ホリグチー!」。なんと試合を決めたわずか5秒後、堀口の名前を絶叫し、「次はお前だ」と言わんばかりにアピールしてみせたのだ。さらに試合後のリング上インタビューで質問者の試合を振り返る質問は無視し、「ホリグチ! どこにいる! バンタム級で俺と戦え!」などと対戦を呼び掛けた。

 圧巻のKOからリング上インタビューまで、規格外のインパクトを与えたアーチュレッタ。しかし、米スポーツ専門局「ESPN」の取材では試合後に平静を取り戻し、改めて「Kyoji Horiguchi」に対する思いを明かしている。

 質問者がKO直後に堀口の名前を絶叫したことに触れ、「彼の初防衛戦の相手はあなただと明確に告げられたのですか?」と問われると「もちろん」と即答。「いずれにせよ、俺が145ポンド(バンタム級)と155ポンド(フェザー級)のタイトルピットブルから獲っても、ベラトールタイトルをホリグチから奪うよ」などと語った。

「俺の他に名前が知れ渡っていて、戦う理由があるヤツはいないだろう

 さらに「次の試合は彼(ホリグチ)とやりたい?」と言われると、闘志をむき出しにした。「ホリグチはベラトールの選手たちの中で今のところ最高の選手だ。彼の名前は知れ渡っているし、キャリアもある。この団体で誰も成し遂げたことのないことをやっている。それに、彼が持ち込んだ評判も知っているだろ」と称賛した。

 その上で「彼はデメトリアスに負けたんだったかな。よくは知らないが、多分それが唯一の敗戦だろう(正確には2敗)。そういう選手は、自分の闘争心を奮い立たせるし、ジュアン・アーチュレッタが世界最高のMMAファイターだと世界に見せつけたいと思わせるんだ」と堀口の歴戦のキャリアに敬意を示し、対戦を熱望していた。

「どれくらい早く彼と対戦できると思う?」と問われ、「両団体、両方のプロモーターともに素晴らしい関係にあることは知っているから、対戦を実現させられることも分かっている。18戦連続勝利で、135ポンドと145ポンドのNo.1候補の俺の他に名前が知れ渡っていて、戦う理由があるヤツはいないだろう」と明かしたアーチュレッタ。最後まで視線は堀口に向けられていた。(THE ANSWER編集部)

堀口恭司とジュアン・アーチュレッタの試合は実現するだろうか【写真:Getty Images】