途中出場選手が躍動 アルゼンチンメッシが不発に終わる

 コパ・アメリカ南米選手権)のグループリーグ初戦で最大の注目カードアルゼンチンコロンビアが現地時間15日に行われ。コロンビアが2-0で完勝。強豪国対決を制した。

 アルゼンチンはFWリオネル・メッシにFWセルヒオ・アグエロ、MFアンヘル・ディ・マリアコロンビアはMFハメス・ロドリゲス、FWラダメル・ファルカオ、MFフアン・クアドラードと長年にわたって代表チームを支えるビッグネームがスタメンに名を連ね、キックオフの笛を聞いた。

 試合開始早々、コロンビアアクシデントが起こる。FWルイスムニエルの負傷によって前半14分にFWロジェール・マルティネスを送り出さざるを得なくなったのだ。その後も相手に肘を入れたとしてファルカオイエローカードが提示されるなど、激しい球際の競り合いが続く展開となった。

 前半29分にはアルゼンチン最終ラインのビルドアップでミスが起こり、ハメスに決定機が訪れかけるが、アルゼンチンMFレアンドロ・パレデスの必死のカバーで事なきを得た。その後もサイドアタックが機能したコロンビアがやや押し気味で試合を進めたが、前半をスコアレスで折り返した。

 アルゼンチンのリオネル・スカローニ監督は後半開始からディ・マリアに代えて、MFロドリゴ・デパウルを送り出し、局面打開を図る。そのアルゼンチンが大チャンスを迎えたのは後半21分。セットプレーからアグエロ折り返しをDFニコラス・オタメンディ、メッシが立て続けにヘディンシュートを放ったが、相手GKダビド・オスピナの好セーブなどもありゴールネットを揺らせなかった。

 すると同25分、コロンビアワンチャンスを生かす。サイドチェンジを受けて素早くカットインしたR・マルティネスが右足を一閃。シュートゴール右隅に突き刺さり、1-0とコロンビアスコアを動かした。そして同40分には左サイドでR・マルティネスが起点となり、MFジェフェルソン・デルマからのクロスを最後は途中出場のFWドゥバン・サパタが豪快なダイレクトシュートで突き刺して勝負あった。

 スカローニ監督は3枚の交代カードでFWラウタロ・マルティネスやFWパウロ・ディバラといった切り札を使わず。結果的にメッシの負担を軽減することはできずに、90分間を過ごしたのは大きな不安要素だ。一方でカルロス・ケイロス監督体制下でも熟成を進めるコロンビアは、2001年大会以来2度目の優勝へ好発進を切った。(Football ZONE web編集部)

R・マルティネスが先制点を決めた【写真:Getty Images】