がんばりたい気持ちはあるけれど、気力がついていかないときがある。言い訳として、『明日から本気だす』と自分に言い聞かせる人も多いだろう。
■半数以上が「明日から本気出す」
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,732名を対象に、「やる気について」の調査を実施。
「『明日から本気だす』と思ったことがある」と答えた人は、全体で55.3%と半数を超えている。
■面倒なことを先延ばし
性年代別では、男女ともに10代が一番多くなっている。
若い頃には、つい現実逃避してしまうのかも。
「面倒なことを先延ばししたいとき、自分への言い訳として使うことがある。先延ばしして本当に明日やるのかといえば、それは微妙なところ」(10代・男性)
■ダイエットは明日から
「明日から」の言い訳をよく使うのは、やはりダイエットである。
「一番当てはまるのが、ダイエットだと思う。『痩せたいけど、食べたい』ときに、『明日からがんばるので、今日だけ』と自分に言い聞かせて食べてしまう。
それが毎日続いて、結局のところはまったくダイエットを始めさえしないのがいつものパターン。意思が弱すぎるなって自分でも思うけど」(20代・女性)
■明日がいつまで続くかわからないから
年齢を重ねると、「明日から本気だす」とはあまり思わなくなる。同じことの繰り返しで、本気を出す場所がわからない人もいるようだ。
「本気だしてまでしたいことが、年を取るにつれてなくなってきた。仕事もすっかり慣れたといえばいい感じに聞こえるけれど、新鮮さがほとんどないのがつらいところ。
『明日から本気だす』というより、『明日も同じようにやろう』くらいの日々が続いている」(40代・男性)
一方で明日ではなく、いますぐやるという前向きな人も。
「人生も折り返し地点にきたから、残された人生、後悔したくはない。だからやりたいと思ったことには、できるだけ早く手をつけるようにしている。
若い頃には時間がたっぷりあるから、日々の重要性には気づきにくい。ただ若い人にも体が元気なうちに、いろんなことにトライしてほしいなとは思う」(40代・女性)
「明日から本気だす」は便利な言葉だが、本当に取りかかる日がくるかは疑問である。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1,732名(有効回答数)
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