女優の石田ひかりが、上野樹里主演の7月期月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系/毎週月曜21時)にレギュラー出演することがわかった。石田の月9レギュラー出演は、1993年放送の『あすなろ白書』以来26年ぶりとなる。

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 『監察医 朝顔』は、2006年に「週刊漫画サンデー」(実業之日本社)で連載を開始し、人気を博した同名漫画が原作。上野演じる主人公の新米法医学者・万木朝顔と朝顔の父でベテラン刑事の万木平(時任三郎)が、解剖と捜査というそれぞれの立場から遺体の“生きた証”を見つけ出すため、懸命に遺体と向き合う姿を描く感動作。

 石田が演じるのは、朝顔(上野)の母・万木里子。東北生まれの東北育ちで、朝顔の愛情深く心優しい部分は里子譲り。里子は、娘の朝顔、夫の平と円満な日々を送っていたが、ある日、東北の海沿いの街にある実家に帰省中、東日本大震災に被災。以来、里子は行方不明のまま今日に至る。

 石田は里子を演じるにあたって、「2011年3月11日。あの日のことは今でも鮮明に思い出すことができます。里子のように今も行方が分からない方々、そのご家族のことを思うと、言葉になりません。ひとりひとりにかけがえのない人生があること、そして行き場のない思いがある事をしっかりと胸に刻んで、心を込めて演じていきたいと思っています」と感慨深げにコメント。

 26年ぶりとなる月9ドラマへのレギュラー出演については、「『あすなろ白書』は、若かりし頃に懸命に取り組んだ、わたしにとって、とても大切なドラマでありましたので、やはり月9には特別な思いがあります」と告白。

 また、今回初共演となる上野に対し「お誕生日が同じ5月25日で、昔から一方的に親近感を持っていました。樹里ちゃん可愛いです! とっても! 背が高くて細くて色が白くて、ほんとうに可愛い!」とラブコールを送っている。

 新月9ドラマ『監察医 朝顔』は、フジテレビ系にて7月8日より毎週月曜21時放送。

7月8日スタートの月9ドラマ『監察医 朝顔』で母娘役の上野樹里と石田ひかり(C)フジテレビ