「Cytus」(iOS/Android)や「DEEMO」(iOS/Android)といったリズムゲームでお馴染みの台湾Rayark2019年6月8日,大型オフラインイベントRayark Wonderland@Tokyo」を東京・お台場Zepp DiverCity(TOKYO)で開催した。

 イベントでは「音楽とゲームの融合」をコンセプトに,DJパフォーマンスゲームに楽曲を提供しているアーティストによるライブ,そして日本では初となる「Cytus II」(iOS/Android)の公式大会などが行われた。本稿ではそのイベントレポートをお届けしよう。


 開演時間の18時をまわると,ステージt+pazoliteさんが登場し「Blow My Mind」や「TOKONOMA Spacewalk」など,「Cytus II」の楽曲をアレンジしたDJプレイが始まった。さっきまで座っていた観客も,t+pazoliteさんの「盛り上がっていきましょー!!」の掛け声とともに,みんなスタンディングでサイリウムを振りまくる!


 次に登場したのは,頭にウサギの被り物をした香港出身の新星シンガーソングライターSing Sing Rabbitさん。1曲目には食べ歩きをしているような情景が浮かぶ独特な日本語歌詞の「一啖兩啖(ひとくちふたくち)」を披露。


 曲が終わると,もぞもぞと頭の被り物を脱ぎ始めるSing Sing Rabbitさん。手伝いにスタッフが1人駆けよると会場からは思わず笑いが巻き起こった。そして,スポッと頭の被り物を外すと,かっこいいマスク姿のSing Sing Rabbitさんが改めて登場。

 バンドメンバーを壇上に呼び,先ほどの楽曲とは雰囲気がガラッと変わる「Green Hope」と新曲「Sunshine Duration」を披露。バンドの生演奏とSing Sing Rabbitさんの熱唱に,会場のボルテージも一気にヒートアップした。


 ここで前半のライブイベントは終了し,日本では初開催となる「Cytus II」公式大会の決勝戦が行われた。決勝には予選を勝ち抜いてきた3人の猛者が集結し,難度CHAOSの楽曲を2曲プレイしてスコアを競う。

 ここまで勝ち抜いてきたのは,はるばる中国からやってきたRbalance選手,そして日本人選手のヒグルース選手とTenCha選手。驚くことに,Rbalance選手は予選を全てTP100%でクリアしたというのだから,まるでロボットのような精密さを持つ凄腕プレイヤーだ。

 決勝戦でプレイする1曲目は,「iL」と「Re:incRnaTiØN〜夕焼ケ世界ノ決別ヲ〜」の2曲からランダムで選ばれる。選手へのインタビューでは,どちらの曲も「できればやりたくない」「あの譜面はひどい」と,開発者を前にしても言わせる鬼のような難度だ。

 1曲目に当たったのは「iL」。できればやりたくないと言っていたRbalance選手は「仕方ないですね……」と少しがっかりムードだった。しかし終わってみればスコアはかなり拮抗しており,勝負はまだまだわからない状態に。


 そして勝負が決まる2曲目には,ここで初披露となる楽曲「Ramen is God」が発表された。この楽曲は,Rayarkの音楽総合ディレクターIceと,日本のギタリスト青木征洋さん(Masahiro "Godspeed" Aoki)がコラボして作曲したエレクトロニックサウンドとのことで,プレイヤーならこの2人の名前を見ただけで楽曲の難度がお察しできるだろう。

 この高難度楽曲を初見でプレイする選手たちだが,初見とは思えないほどの指捌きに,ただただ凄いという感想しか出てこない。ただし,終わった後には「作った人をここに呼んでください」「譜面のスピードコロコロ変わってひどすぎる」と,決勝とは思えないコメントのオンパレードに会場は爆笑だった。この楽曲は今後「Cytus II」に収録されるようなので,プレイヤーも後日そのひどさ,もといCHAOSぶりを体験してみよう。


 スコアの集計も完了し,いよいよ結果発表。優勝に輝いたのは,なんと予選3位突破だったTenCha選手だ。本作のプロデューサー,グル氏から3人にトロフィーが授与され,和気あいあいとした様子で大会は幕を閉じた。


 白熱した公式大会の後には,ゲストアーティストChamber Chuさん,朝香智子さん,THE SxPLAY(菅原紗由理)さんのライブスタートした。Chamberさんは「Sdorica」(iOS/Android)のメドレーピアノと弦楽器の5重奏で演奏。その後には,「DEEMO」の新作VRゲームDEEMO-Reborn-」の映像をバックに,「DEEMO」に収録されている楽曲をメドレーで披露した。


 続く朝香智子さんは,現在発売されている「DEEMO ピアノコレクション」で自身がアレンジを担当した「nightfall」と「ANiMA」のピアノアレンジを披露してくれた。高難度で知られるANiMAアレンジについて,「人が弾けるぐらいの難度にアレンジしてありますよ」と言っていた朝香さんだが,原曲の迫力を損なわないほどの速弾きに,会場中が息をのむように聴き入っていた。


 最後に登場したのは,Rayarkイベントではお馴染みとなりつつあるTHE SxPLAY(菅原紗由理)さん。Chamber Chuさんたちの五重奏に乗せて「Guardian」と「君が残した世界で」をしっとりと歌い上げ,イベントは幕を下ろした。


 ライブイベントの前後には,リリース前の新作タイトルDEEMO -Reborn-」や「MO:Astray」,「Soul of Eden」などの先行プレイ体験も行われた。Rayarkにとっては初めて挑戦するゲームジャンルばかりだが,体験したプレイヤーからは概ね好評で,リリースされるのが今から楽しみだ。



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「Cytus」や「DEEMO」のライブ演奏に,「Cytus II」の公式大会まで行われた大型イベントRayark Wonderland@Tokyoをレポート