元SMAP香取慎吾が13日、宮城・塩釜市の水産仲卸市場で行われた映画「凪待ち」(白石和彌監督、28日公開)の完成報告試写会に登場したことを、各スポーツ紙が報じた。

 同映画は、香取演じる主人公が、パートナーの女性の故郷、宮城県石巻市で再出発しようとする喪失と再生を描く人間ドラマ。香取は白石監督と初タッグを組んだ。

 各紙によると、同所は映画のロケがスタートした場所。香取はロケ初日を「市場が役を作ってくれた。本当に昼間から、お酒を飲んだ人に絡まれたりして、ストーリーに入っていくのにぴったりな場所だった」と振り返ったという。

 「香取は、これまで演じたことのないギャンブル狂いのダメ男を演じている。人間の内面を引き出すことでは定評のある白石監督とのタッグが見事にハマった。関係者の間では『映画賞を狙える』とうわさになっているほど」(ベテラン映画ライター)

 SMAP時代の香取の主演映画は、「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」、「西遊記」、「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 〜勝鬨橋を封鎖せよ!」など、見た人を明るくさせるような作品が多かった。今作では、すっかり“モード”を切り替えたようだが、どうしても比較対象となるのがあの男だという。

 「同じ元SMAPキムタクこと木村拓哉の主演作『マスカレードホテル』は、1月に公開され興行収入45億円超えのヒット。しかし、特に演技で見るべきものはなく、原作も人気なので、ほかの役者でもヒットは確実だった。今回の香取の役は、香取にしか醸し出せないものがあったので、演技では香取がキムタクに圧勝」(同)

 同じ映画賞の同部門で2人がノミネートされれば、“勝敗”がハッキリするのだが…。

香取慎吾