先日、ニュージーランドを訪れた筆者は、現地の人たちに、いま一番おすすめしたいお土産物を尋ねました。今回は、その話から、気になったお土産物をご紹介したいと思います。

王道からじわじわ注目が集まっているものまで、7つをリポート。お土産探しの参考にどうぞ!

オリーブオイル

近年、ニュージーランドの人々がおすすめする特産品が「オリーブオイル」です。ニュージーランド産のオリーブオイルは、日本では手に入り難い稀少品。料理好きな人には喜ばれるお土産です。




現地のスーパーマーケットCountdown(カウントダウン)では、産地の異なる数ブランドのオリーブオイルが取り揃えてあり、筆者はホークスベイ産のエクストラヴァージンオリーブオイルにトライしてみましたが、さらっとして食べやすい印象。

実食ルポは、『超絶美味しい!知る人ぞ知るニュージーランドオリーブオイルお土産にも】』をどうぞ。






同じニュージーランド産でもオリーブの産地によって風味が変わるので、リサーチした上で選ぶか、インスピレーションで選ぶかはあなた次第。

ニュージーランド国内では、毎年「 New Zealand Extra Virgin Olive Oil Awards 」というオリーブオイルの審査会も催されているようです。

お土産として検討しているなら、気泡緩衝材(衝撃をやわらげるプチプチできる包装紙)を持参していくといいですよ。

アボカドオイル

アボカドはニュージーランドの名産品。だからこそ、アボカドオイルもまた、名産品となるのです。現地のスーパーマーケットにはニュージーランド産のアボカドオイルが並びます。




シンプルなアボカドオイルだけでなく、フレーバー付きのアボカドオイルも販売されており、現地で出会ったキウイいわく 『GROVE(グローブ)のレモンペッパー・フレーバーは、サラダドレッシングにめちゃくちゃ良い!クセはあるけど、すごく美味しい!』とのことです。

https://www.instagram.com/p/BwBFSS5lRbq/


筆者は、売り出し中という甘い言葉に誘われて、「OLIVADOオリバード)」のシンプルなエクストラヴァージンのアボカドオイルを試してみることに。




サラダにかけてみると、森のバターと言われるアボカドのまろやかな味わいが口のなかに広がります。思った以上にクセはありません。

アボカドオイルは健康メリットが大きく、健康意識の高い人々にはとても人気のある油ですが、お値段が少し高いので、PAK'nSAVE などの格安スーパーマーケットでは販売されていない可能性があります(実際に、筆者が立ち寄った PAK'nSAVEでも取り扱っていませんでした) 。

Countdownでは大抵の店舗でアボカドオイルを取り扱っているので、「あのとき買っていれば良かった〜」とならないためにも、見つけたら躊躇せずに購入しておくのが良いかも?!

Vogel'sの全粒粉パン

現地の人気栄養士もすすめるVogel's(ボーゲル)の全粒粉パンは、以前、スーパーマーケット巡りの際に気になり、お土産にした一品です。






焼くと香ばしい香りがキッチンにたちこめ、食感はもちもち。味もしっかり小麦の味がしました。日本ではなかなか出会えない味だと、お土産としての評判も上々。パンって、意外と喜ばれるお土産なのかも?




Vogel'sのパンは、保存料を使わず伝統的な方法で作られているため、保存が心配でしたが、帰国前日に購入し、自宅では冷蔵庫で保存したため、美味しくいだだくことができました。

ちなみに、 Vogel'sはパンだけでなく、シリアルもおすすめです。

Pic's のピーナッツバター

Pic's(ピックス)のピーナッツバターも、現地の栄養士がイチオシする一品。原料はピーナッツ100%と、とてもヘルシーです。ピーナッツの粒が残るクランキータイプと、なめらかな舌触りのスムースタイプが発売されており、それぞれ無塩と有塩があります。



クランキータイプの無塩にトライしてみましたが、ピーナッツをそのまま食べているかのよう!しっかりとしたピーナッツ風味に自然なナッツの甘さが、パンの美味しさを引きだします。ピーナッツバターだけで物足りない場合は、ジャムをプラスしたりすると一層美味しくいただけますよ。




Pic'sのピーナッツバターはネイピアという小さな田舎町で生産されているそうですが、近年は世界中に輸出しているそうです。
ピーナッツができるまでの過程は以下の動画をチェック!



FROOZE BALLS

ヘルシーなお菓子のお土産として、キウイからおすすめされた一つが、FROOZE BALLS(フローズボール)。いわゆる、ヘルシースイーツとして知られるブリスボールです。



FROOZE BALLSは、ブリスボールの特徴同様に、砂糖不使用、グルテンフリー 、添加物なし。それでありながらも、栄養価が高いと評されるおやつです。運動の後や、小腹が空いたときなどにぴったりなのだそう。

フレーバーは全6種あり、筆者は自分用と友人用にCranberry、Peanut ButterFudgetasticを購入しました。果たして味は…?



口に入れてから食べ終えるまで終始ココナッツの風味が強いFROOZE BALLS。『昭和の練り菓子みたいな食感だね(笑)』という友人と、『ココナッツのクセが強い、海外のお菓子。でも私は好き。』という友人。

正直、誰もが喜ぶお土産としては微妙かもしれませんが、ヘルシー志向の人や、スポーツマンには喜ばれそう!

Whittaker’sのチョコレート

海外の定番土産として君臨するチョコレートは、ニュージーランドでもまた然り。
Whittaker’s (ウィッタカーズ)のチョコレートはニュージーランド土産の定番中の定番。 種類が豊富で、スタンダードなものからナッツフルーツの入ったのグルメ系のものまで多数販売されています。



スタンダードなチョコレートは安定感のある美味しさ。



プラムとローストアーモンドの入ったフレーバーは、贅沢な味わいで、大人のスイーツという印象です。



目新しいチョコレートを探して、おすすめのチョコレートをキウイの誰に聞いても、Whittaker’sの言葉が。ということで、チョコレートはWhittaker’sの一強!

ProperCrispsのポテトチップス

シンプルで美味しいポテトチップスを食べたいのならば、 ProperCrisps(プロパークリスプス)がおすすめだというキウイの友人。 そういえば、ニュージーランド航空のプレミアム・エコノミークラスで用意されたおやつに ProperCrispsのポテトチップスの姿がありました!



Proper Crispsの原料は100%ナチュラル。ちなみに、グルテンフリー、NO MSG、遺伝子組み換え作物不使用です。そして、スタンダードなポテトチップスのフレーバーは5種( Marlborough Sea SaltCider Vinegar & Sea Salt/Onion with Green Chives/Rosemary & Thyme/Smoked Paprika)。

厚めのポテトにパリッとした食感は、大人から子どもまで大好きなはず。お土産として持ち帰るならば、トランクケースのなかで、チップスが粉々にならないことを願うのみ!

おまけ:Countdownのエコバッグ

オシャレなデザインが目立つ、海外のスーパーマーケットのエコバッグ。ニュージーランドの大型スーパーマーケットCountdownのエコバックも、思わず欲しくなってしまうようなデザイン!


(C) countdown.co.nz


(C) countdown.co.nz

いずれも、ジュートで作られたエコバッグで、毎年デザインが変更になるようです。また、デザインによっては店舗に在庫がない場合もあり、まさに出会ったときが買い時!


お土産物も旅の一期一会
ニュージーランドには美味しいお土産がまだまだたくさんありますので、ぜひ、ご自身のお土産探訪を楽しんでくださいね。

[Photo by Loco Yoneda]


『【特集】ニュージーランドの食に隠された魅力を新発見!』では、グルメなおすすめ土産や、名産でもあるキウイフルーツの秘密を現地ルポ。お見逃しなく!