6月某日、20日(木)に後楽園ホールで行われる初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス『ストロングスタイルプロレスVol.2』にてリアルジャパンプロレスに初参戦する竹田誠志にインタビューを行った。
 
昨年にはBJW認定デスマッチヘビー級王座とKING of FREEDOM WORLD王座の二冠王に輝くなど現在は“デスマッチファイター”としてのイメージが強い竹田だが、元は総合格闘技の出身であり、格闘技色の強いリアルジャパンプロレス参戦選手たちとは様々な団体で対戦経歴がある。さらにリアルジャパンプロレスのエースであるスーパー・タイガーとも7月31日(水)に行われるキャプチャー・インターナショナル王座戦に向けて前哨戦でしのぎを削っている真っ只中であり、意外にもリアルジャパンプロレスとの縁は深い。

竹田誠志

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アレクサンダー大塚(AO/DC)&崔領二(ランズエンドプロレスリング)vs岩崎孝樹(ガンバレ☆プロレス)&竹田誠志(フリー)のタッグマッチで戦う竹田は、対戦相手のアレクサンダー大塚にはひとしおの想いがあるという。

今回は、プロレスラー・竹田誠志の素顔と、リアルジャパンプロレス初参戦に向けた想いについて話を聞いた。

第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負

第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負

[第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負]
アレクサンダー大塚(AO/DC)/崔領二(ランズエンドプロレスリング)
vs
岩崎孝樹(ガンバレ☆プロレス)/竹田誠志(フリー)

竹田誠志

竹田誠志

――竹田誠志選手というと、今ではデスマッチのイメージが強いですが元は総合格闘技の出身です。プロレスに興味を持ったのはいつ頃だったのでしょう

プロレスは子供の頃から好きだったんですよ。初めて見たのは新日本プロレスですね。nWoとかの時代です。僕が覚えてるのは、小学校4年生のときに見た、東京ドームパワー・ウォリアーvsグレート・ムタの試合です。そこからプロレス見るようになったって感じですね。あとは、ゲームですね。ファミコンファイプロです。そこからプロレスを好きになりましたね」
 
――デスマッチ形式の試合に初めて触れたのはいつ頃なのでしょう

「中学校2年生くらいのときに、友達がレンタルビデオ屋で『やべーパッケージのプロレスのビデオを見つけた』と持ってきて、それがグレート小鹿の血だらけになってる写真がパッケージで、『やべーな!なんだこのおっさん!』ってなって、友達の家でみんなで見たんです。友達はみんなプロレス好きってわけでもないし、みんな笑ってたんですよ。『いかついおっさんが血ぃ流してる!』って(笑)でも、僕だけちょっと違って、『あ、血を流してみたいな』って思ったんですよ。単純に『有刺鉄線って痛いのかな。やってみたいな』って思って、そこから生で見てみたくなって、大日本プロレスの会場に足を運んだという感じです。一回、なぜかクリスマスに大日本プロレスを見に行ったんですよ。そしたらその日、全然デスマッチやんなくて、“デスマッチランブル”とか言いながら、ピコピコハンマーとか使ったよく分かんない試合やってて、その時はあんまり響かなかったんですけど、その次の年かなんかに横浜文体かなんかに行って、ジョン・ザンディグと松永光弘さんの試合を見て、かなりインスピレーションを受けまして、そこからですね」
 
――その時点で既にプロレスラーになりたいという想いはあったのでしょうか

「高校受験のときに『デスマッチやりたいんでレスリングやります』って言ったんで(笑) 担任も『えっ』って感じでよく分かってなかったと思うんですけど、『まあ好きなことやるんだったらいいんじゃない?』って」
 
――そうして始めたレスリングで結果を残して国体にも出場を果たしました

「まあ、結果ですけど。ハイ。へへへ(笑)」

――子供の頃から大日本プロレスへの憧れがあった中で、U-FILE CAMPに入ったのはなぜなのでしょう

「高校2年、3年の担任がめちゃくちゃプロレスファンだったんですよ。インディーからメジャーまですごい見てる先生で。僕が高校3年の進路相談のときに、レスリングの顧問には『大学に行け』って言われてたんですけど、『俺はデスマッチやるためにプロレスラーになる!』って突っ張ってたんです。そこで担任がインディープロレスとかデスマッチの世界のことを色々と教えてくれて、『身体傷つける仕事なんだから親も泣くぞ。なにかあったときのために資格くらい取っとけ』って言われたんです。まあ、1年くらいはしょうがないなと思って、1年制の調理師学校に行ったんです。その間に何もやらないのはちょっとアレだったんで、近くのジムとか探してたら、ちょうど町田にU-FILE CAMPが出来たんですよ。そこで張り紙に『全日本プロレス出場!』とか書いてあって、『ホントかよ』と思いながら、とりあえず1年だけそこでトレーニングとか格闘技習って、1年後に大日本プロレスの試験受けようと思って入ったんですけど、ずるずる行ったって感じですね」
 
――その段階では田村潔司さんのことは知っていましたか?

「もちろん知ってはいたんですけど、UWFやUインターをしっかり見ていたわけでもなかったし、むしろ格闘技の方で『あのPRIDEに出てた田村か!』って感じでしたね。その頃は格闘技も一応見てて、PRIDEとかはプロレスラーが出てたんで。それこそ、アレクサンダー大塚さんとか出てましたよね。まあ、とりあえずプロレスやれるなら入ってみようかなって」
 
――ちなみに、調理師資格を取ろうとしたのは、やはり血や包丁さばきの研究に……?

「それよく言われるんです(笑)U-FILE CAMP入った初日に言われましたよ。『人刺すため?!』って(笑)顔をまじまじと見られて『殺人顔だよねー』って(笑)」
 
――実際のところはなぜ?

「昔から料理するのが好きだったんで、『とりあえず調理師免許取っとこう』っていうノリですね。でも正直ほとんど調理師の勉強はしてかったです。ずっと格闘技の練習してたんで、全然身になってないです。名ばかりの調理師免許です。でも料理は好きなんで今でもやってますね」

竹田誠志

竹田誠志

――その後は総合格闘技を中心に戦うことになり、プロレスのリングにはSTYLE-Eまで上がることはありませんでした

「ずーっとプロレスへの想いはあったんですけど、僕の師匠というか、教わってた人がUインターの上山龍紀さんで、プロレスもやってたんでプロレスの話も聞いてたんですけど、やっぱり格闘技のジムなんで、総合の練習ばっかりやるわけじゃないですか。アマチュアの大会とか暇なんで出たら、ノリで勝っちゃったりして(笑)それでオファーが来て、ZSTとかDEEPとか出てたらズルズルと……。プロレスはずーっとやりたいという気持ちはあったんですけど、格闘技のほうが忙しくなっちゃって。結局格闘技のほうがプロデビューが早かったんですよね。その中で、毎週土日にU-FILE CAMPのプロ選手が集まっての練習があったんですけど、そこに行くようになってから、佐々木恭介さん(現:佐々木日田丸)と田村和宏(現:TAMURA)に『うちにプロレス部門があって、STYLE-Eっていう団体をやってるんで良かったら来て』って声かけられて。そっからっすね、プロレスは」
 
――STYLE-Eでのプロレスデスマッチとは違う世界だったと思いますが、そのギャップは感じましたか

「でもとにかくプロレス出来ればいいなって思ってたんで。とりあえずプロレスに繋げたかったんで、繋がって良かったなっていう充実感はありましたね」
 
――STYLE-E時代は打撃よりはグラウンドなどのテクニックを使っていました

「僕は下地がレスリングなんで、打撃もやってましたけど、あんまり。自分の良さというのはレスリングなんで、組技中心でした。あとU-FILE CAMPだったんで、みんなデビューするときはベタにショートタイツにレガースとか、スパッツにレガースとかだったんですけど、それが僕は嫌いで。『絶対レガース履かねぇ!』って思って、レスリングシューズにスパッツで出てたんで。そこは反骨心があったんで。みんなと一緒が嫌だったんですよ。『別にUWF好きじゃないし』って(笑)」
 
――ZSTやDEEPなどに上がっていて、続けていればPRIDEへの出場もあり得たかも知れません。プロレスデビュー後の格闘技への想いは

「やってるときはやりがいあったし、楽しかったんで。当時PRIDE武士道とか全盛期で、五味選手(五味隆典)とか、川尻選手(川尻達也)とか好きだったんで、出れたら良いなーっていう気持ちはありつつ、やっぱりデスマッチやりたいなって気持ちもあって、欲はすごく有りましたね」

竹田誠志

竹田誠志

――STYLE-Eでプロレスをしつつ、大日本プロレスへ上がる機会も得られたわけですが、初めて大日本プロレスへ参戦したときの感慨はありましたか

「自分から売り込んだんですよ、結局。当時、橋本友彦さんがMAKEHENっていう団体をやってて、そこに李日韓レフェリーと佐々木貴さんが出てて、お二人に挨拶したときに、『これはチャンスだな!』って思って、『僕デスマッチやりたいんですけど、どうにかなりませんか』っていう話をしたんです。そしたら日韓さんが名刺をくれて、『今うちで新人を発掘するトライアウトみたいのをやってるから話してみるよ』って言って下さって、それに出させてもらってからですね」
 
――実際デスマッチをやってみていかがでしたか

「いやぁ~……嬉しかったですね。初めて蛍光灯やったときに、もう嬉しすぎて、家に帰ってから鏡でずっと傷口見て『うわ~!やったわこれぇ~!』って写真撮りましたもん、嬉しくて(笑)」
 
――中学生の頃に想像した痛みと比べて実際の痛みはどうでしたか?

「もっと痛いのかなと思ってたんですけど、意外と……。アドレナリン出てるんで、今もそうなんですけど、気持ちいいと言うか、爽快な気分になりました!」
 
――噂によると、中高生の時に剣山を上に投げて頭でキャッチするという遊びをしていたとか……

あぁ!やってましたやってました!(笑)レスリング部で一個下にフジタ"Jr"ハヤトがいるんですけど、あとでハヤトに『先輩、合宿中に剣山持ってきて、剣山でサッカーやろうとか言い出してヘディングしてましたよね』っていう話をされて『そういえばしてたなぁ』って」
 
――ハヤト選手と一緒に剣山でサッカーを……?

「アイツは見てましたね(笑)周りのみんなはだいたい僕がデスマッチ好きっていうのは知ってたんで、部活終わって着替えようとしたら急にパイプ椅子で殴られたり、減量のためのすごいでかいストーブがあって、マットがすごい熱くなるんですけど、そこに投げられたりとか。クラスで腕相撲やるときとか、普通にやっても面白くないんで僕の方だけ下に画鋲置いて、わざと負けるっていうのをやってたんで(笑)僕も馬鹿だったんで、『デスマッチやるなら痛みに強くなきゃいけない』みたいな変な発想があって、変なプライドもあって、『痛いって言ったらダメだ』って。授業中、男子校なんで授業中もつまらなくて暇だったんで、前に座ってた友達が『腕にホチキス刺して良い?』って聞いてきて、『いいよ!』って言って一時間でどれだけ刺せるかやってみようってことになって、見事に腕にホチキスで『竹田』っていう字を打ってもらったりとか、そういうのがありましたね(笑)」
 
――痛みは必死に耐えていたのでしょうか?それとも全然平気?

「僕結構耐えられるんですよ。ちっちゃい頃から注射とか好きなんで。結構針をしっかり見てて、泣かないタイプだったんで」
 
――でも、実際デスマッチをやるととても痛いですよね……?

「メチャクチャ痛いですけど、耐えられるというか、逆に……なんですかね、ちょっと感覚おかしいんですけど、痛がってる自分を見て騒いでるお客さんを見るのが好きなんです。『うわー、引いてるよ』みたいな。してやったりじゃないですけど(笑)」

竹田誠志

竹田誠志

――これまで戦ってきた数々のデスマッチの中で一番気持ちよかった試合はなんでしょう

石川修司選手との試合ですね。あの人がスプラッシュマウンテンやると、マットから2m以上の高さになるんですけど、そこから場外のガラスボードに投げられたときです。アトラクションでしたね。すごかったですよ!あれは6年くらい前ですかね。血まみれですよ。髪の毛金髪にしてたんですけど、赤髪になってました。あれはすごかったですね。あれは僕も未だに……(恍惚とした表情を浮かべながら)」
 
――使う側、食らう側あると思いますが、一番好きな凶器はなんでしょう

「それ結構言われて、どれも痛いんですけど……カミソリとか好きですね。カミソリボードとか。あれは結構スパッと切れるんで。やってる方は血が出ないと美味しくないし面白くないですし。好きですねぇ……(恍惚とした表情を浮かべながら)あっ。あと一昨年ですかね、発泡スチロールに爪楊枝が刺さっててサボテンみたいになってるアイテムがあって、それが顔面に刺さったとき、鼻と唇が貫通したんです。それが一番美味しかったですね、近々で。爪楊枝なんでめっちゃ地味なんですけど、緑色の発泡スチロールがついてて刺さってるなっていうのがわかったし、結構お客さんは引いてたんで、『これは外さないな』って」
 
――自分の中で「これは大きな怪我になる」と感じたり「これはやばいな」と思うものはありましたか?

「いっぱい大きな怪我しましたけど、僕は結構後先考えないやつをやるんで。それで、アイテムとかもやってみないと分からないじゃないですか、怪我する・しないって。結構僕怪我させてるんで、あんまり考えてないですね、そういうとこ(笑)基本的には、デスマッチやってる人で『痛いからヤダ』とかいう人は嫌いですね。嫌ならやるんじゃないよって。痛いからやるんだよ。痛みを伝えるためにやるんだよ。非現実を見せなきゃいけないんで」

竹田誠志

竹田誠志

――デスマッチファイターとしての竹田選手を語るにあたって、葛西純選手は欠かせない存在だと思いますが、葛西選手への想いは

「葛西さんはきっかけの一つなんですよね。デスマッチ始めるきっかけも葛西さんなんで。偶然家も近かったりで、公私共に仲良くしてもらっているというか、面倒見てもらっているというか……言ってみたら田村和宏とかよりも先輩っぽいと言うか、デスマッチの師匠でありライバルって感じですね。切っても切れないものだと思います、僕の中では。多分あの人がいなかったら今の自分は無いなって思いますね」
 
――竹田選手のきっかけと言うと、田村潔司さんも欠かせないと思います。田村さんに教わったことで記憶に残っていることはありますか

「潔司さんのストイックさはすごいなと思ってて、僕は潔司さんのところとは支部が違って、週1回か2回練習を見てもらってたんです。真面目だし頭固いんですけど、それがすごいストイックさに繋がってて。体作りもそうですけど、そんな印象ですね。“孤高の天才”と呼ばれるだけあって、寡黙というか。雰囲気もそういうのに繋がってくるんだろうなって。『練習は嘘つかない』っていうのは教えてもらっていましたね」
 
――プロレスの師匠である田村和宏選手については

「あんまり言いたくないなあ(笑)まあ、色んな人に色んなプロレスを教わってて、U系のプロレスを教えてくれたのは上山さんなんですよ。純粋なプロレスを教わったのは田村和宏であり、女子プロのAKINOさんであり、大日本の練習で関本さん(関本大介)とかに教わってた感じですね」
 
――STYLE-E時代の仲間だと、柴田正人選手、那須晃太郎選手、翔太選手が今でも現役で活躍されていますが、彼らとの交流は

「柴田さん、那須は仲いいですね。よく会って話をします。翔太のバックボーンは学生プロレスで、格闘技ベースじゃなくてアメプロベースなんであんまり話が合わないですね。いいヤツなんで会えば楽しく話すんですけど、プロレスに対する方向性が違うっていう話ですね。那須、柴田、竹田は似てるところはあるんですけど、翔太は己を行く感じですね。翔太のデビュー戦は今でも覚えてます。デビュー戦なのにWWEスーパースターのように入場してきたんで(笑)スゲー怒られてましたね、橋本さんに(笑)」
 
――技名にマキシマムザホルモンの曲名等が使われていますが、やはりお好きなんですか?

「ホルモン好きですねー。勝手に使ってるんですけど(笑)あとはたまーにオリンピックスラムを使ってるんですけど、国体一回戦スラムっていう名前で。あれは学プロの知り合いのしょーもない人が考えたんです(笑)結構、技名は好きなものから取ったりしてますね。ライブとかも何回かは行ってるんですけど、最近は忙しくて行けてないですね。一応、御本人とも話したことがあって。そのご縁もあって同じところにスポンサーをやってもらってたりとか、繋がりは一応あるんで。無断ではないけど、公認ではないみたいな……“黙認”ですかね?(笑)」
 
――改めて、今回リアルジャパンプロレス初参戦ですが、団体の長である初代タイガーマスクにはどのようなイメージを持っていますか?

「天才のイメージがすごいありますよね。昔の映像見ても『こんなスゴい人がいるのか!』って思いますし、今で言ってもあそこまでの人っていないですよ。僕も格闘技育ちなんで、勝ちにこだわるというか、強さにこだわってるのはかっこいいと思いますね。実は一回だけ試合をさせていただいたことがあって、そのときは初代タイガーマスクというものを体感できましたね。11年くらい前ですかね。プロレス興行が熱海であったんですよ(NPO法人「熱海元気ですよ!」主催「熱海プロレス」)。そこで、なぜか僕と忍(666)さんが組んで、グラン浜田&初代タイガーマスクっていうとんでもないタッグが相手で。最後僕がタイガースープレックスで負けたんですけど、そのときは僕はデビューして2年目とかだったので、オーラとか圧力を感じましたね。それは天龍さん(天龍源一郎)とやったときもそうだったんですけど、オーラにやられたというか、怖いイメージはありましたね。佐山サトルさんってカタい感じがしたんで、怖かったですけど、『こっち(格闘技)やってる』って言ったら『あぁ~そう!』って気さくに話をしてくれたんで、それは覚えてます」
 
――リアルジャパンプロレスという団体についてはどういうイメージを持っていますか

「元々タイガーマスクのイメージで格闘技色の強い団体というイメージがあって、客観的に見ていても格闘技色が強い選手が多く出ているイメージはありますね。スーパー・タイガーさんとはバトラーツとかでもよくやってたし、今キャプチャーの方でもタイトルマッチをやらせてもらうので。スーパー・タイガーさんとは昔から接点があったんですけど、中々リアルジャパンには呼ばれないって感じでしたね。那須とかのほうが呼ばれてて」

竹田誠志

竹田誠志

――今回は、対戦相手にアレクサンダー大塚選手という、格闘技やPRIDEにも出場していた選手がいます。戦うにあたり、怖いイメージが強いですか?それとも最近の男盛のイメージが強いですか?

「男盛ともやったことあるかもしれないですね(笑)でも楽しみですね。バトラーツの時にすごく良くしてくださった方なので。ディズニーの話とかもよくしてくれてて(笑)すごい強い選手っていうのはよく見てるんで。僕もせっかく出るんで、デスマッチっていうイメージを振り払いたいと思いますね」
 
――崔領二選手とは対戦経験がありますよね

「何回かありますね。アジアヘビー級王座のトーナメントとかでも当たってますね。この人もトンパチで面白いですね。二人ともやっぱりデカいですよね。デカい選手とやるっていうのは色々と戦法を考えなきゃいけないなと思いますね」
 
――タッグパートナーとなる岩崎選手はSTYLE-E時代に抗争を繰り広げていた大家健選手のガンバレ☆プロレスの選手です。大家選手の弟子である岩崎選手と組むことについてはなにか思うところはありますか

「すごく申し訳ないんですけど、僕プロレスあんまり見ないんですよ。だから、あんまり最近のプロレスラー知らなくて、岩崎選手も最近知ったんですよね。山本喧一さんのジムにいたって聞いたので、格闘技というか、同じようなベースを持ってる選手なんだなって印象です。まだどういう選手なのかも分からないですけど、美味しいところは持って行かせないようにします」
 
――今回は、かつてのような強さをアレクサンダー大塚選手にもう一度、リアルジャパンのリングで取り戻してもらいたいという思いで組まれたカードという噂があり、その相手に竹田選手が相応しいと、スーパー・タイガー選手が竹田選手を推薦されたとの事ですが、大塚選手とはどのような戦いをしたいですか?

アレクさんとは格闘技色の強い攻防をしてみたいというのはありますね、同じレスリング出身ですし、PRIDEも見てましたし、強い相手だと思います。やりがいはありますね。アレクさんとは普段あまり絡まないんで、新鮮ですね。」
 
――リアルジャパンプロレスで初めて竹田選手を見るファンも多いと思いますが、どういう試合を見せたいですか

「初めて見る人は、身体だけ見たら『何だコイツ』ってなると思うんですけど、その中で格闘技の技術だったり、地力を見せられればというのはありますね。『色んなことが出来ますよ』っていうのを見せたいです。格闘技だけでもないし、デスマッチだけでもない。何をしてくるか分からないというところを見せたいですね。その上でアレクさんと激しくやりあえたらなと。」
 
――最後に、ファンに向けてメッセージをお願いします!

「リアルジャパンプロレスに初参戦させていただくんですけど、もちろんデスマッチではないので血は流さないですけど、自分の良さ、『格闘技も出来ますよ』というところを見せて、佐山先生の団体なので、その名に恥じない戦いを見せてキッチリ盛り上げたいと思います」

『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.2』が6月20日(木)に開催される。

『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.2』が6月20日(木)に開催される。

【全対戦カード試合順】

■第6試合 メインイベント タッグマッチ 60分1本勝負
スーパー・タイガーリアルジャパンプロレス/第13代レジェンド王者)&船木誠勝(フリー)
VS
藤田和之(初参戦/ はぐれIGFインターナショナル)&ケンドー・カシン(はぐれIGFインターナショナル)

■第5試合 セミファイナル シングルマッチ 45分1本勝負
関本大介(大日本プロレス) 
Vs
タカ・クノウ(チーム太田章)

■第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
アレクサンダー大塚(AO/DC)&崔領二(ランズエンドプロレスリング)
vs
竹田誠志(初参戦/ フリー)&岩崎孝樹(ガンバレ☆プロレス/UWAアジアパシフィック王者)

■第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
ロッキー川村 (パンクラスイズム横浜)
vs
間下隼人(リアルジャパンプロレス

■第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
ゴールデンロッカーズ”雷神矢口(浅草プロレス)&山本SAN(COMBO)
vs
南野タケシ(フリー)&那須晃太郎(ランズエンドプロレスリング)

■第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
倉島信行(ドラディション)
Vs
将軍岡本(ブードゥー・マーダーズ)

※出場選手は変更の場合があります。

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