年末年始早々におせち騒動で日本中を騒がせた、外食文化研究所が運営する『バードカフェ』。定価2万1000円の謹製おせち料理グルーポンのクーポン割引50%オフで1万500円で販売。その内容は1000円にも満たない酷い中身だと苦情が殺到。約4人分と書かれているにも関わらずチーズ1ピースや塩抜きしてない数の子、腐った食材など年始早々に縁起物が酷いありさまだった。

ガジェット通信にも実際に購入した方から多くの声を頂いた。「ネット上に書かれているのは大げさでもなく実際にああいう酷い物だった。とても食べれるものじゃなく酷い臭いまで」と声が挙がっておりテレビでも連日特集が組まれていた。

代表取締役の水口憲治氏は責任を取り辞任を発表。バードカフェも営業を自粛するかとおもいきや、同店と同じ住所に『THE GRANCH』というお店がオープンすることが判明。バードカフェの店名を変えてのリニューアル展開となった。しかしそのことがネット住人に発覚し、テレビ等のマスコミも現地へ乗り込んだが店内の様子は一切見せなかった。

結局この『THE GRANCH』はオープンに至らなかったのだが、更に別の店名でオープンを試みているようだ。その店名は『OKANO HOUSE』という名前でバードカフェの住所である横浜市西区岡野から来ていると思われる。もちろんこの『OKANO HOUSE』もバードカフェと一緒の住所。ぐるなびにもページを準備しており近々ちゃんとしたページができるようだ。

では住所が一致している以外に『バードカフェ』と『OKANO HOUSE』が一緒の経営だという根拠はあるのだろうか? 『THE GRANCH』にリニューアルしようとした際は、求人情報ページの写真が使い回しのものでバレバレだった。果たして今回は?

実は上記ぐるなびのページはURLが使い回しなのだ。『OKANO HOUSE』のぐるなびのURLが「http://rk.gnavi.co.jp/kuchikomi/index.php?gShopID=ga8n100」というもの。それをGoogleで検索しキャッシュページを見てみるとバードカフェが出てくる。実はこのぐるなびのページはバードカフェのものを流用していたのだ。実にお粗末なバレ方だ。

あの事件から4か月半が経過し、また3月に発生した東日本大震災の影響もあってか既に忘れられた存在となったバードカフェ。リニューアルした新しいお店はどうなっていくのだろうか。

『OKANO HOUSE』のぐるなび

バードカフェ』のぐるなび
http://j.mp/fPLayZ