7月19日公開予定の映画「東京喰種 トーキョーグール【S】」。2017年に公開された「東京喰種 トーキョーグール」の続編であるこの作品。今回は、窪田正孝演じる主人公・カネキが喰種であることに苦悩を抱えながらも、喰種たちが集う喫茶店「あんていく」で平穏な日々を送る。そんな中、史上最悪な“美食家”喰種の月山習と出会い、〈喰種レストラン〉に招待される…というもの。そして、ここで“史上最悪な喰種”月山習を演じるのが、俳優の松田翔太なのだ。

「月山は、ナルシストでモデルのような端正な顔立ち。喰種でありながら人の匂いを残すカネキの香りにただならぬ執着を見せる…という役どころです」(映画誌デスク

 6月11日には都内で映画のTOKYOプレミアも開催され、窪田と松田が出席。そこで松田は「恋愛映画だと思ってやっていました。カネキ君を食べたいって、一目ぼれから愛に変わるような、そんな気持ちで演技していました。最高にド変態な月山を上品に演じさせてもらいました」と、みずからの演技に自信のほどをのぞかせた。

 さらにイベントでは占い・心理テストクリエーター、脇田尚揮(合同会社ミンストレール)による出演者の「変態度診断」も実施。結果は1番変態度が高かったのが、主役の窪田90%、松田は70%というものだった。

 そんな中、松田演じる月山が“あのキャラに見える”と、ツイッターで話題になっている。そのキャラクターとは、今年の1月期に放送されたドラマ「家売るオンナの逆襲」(日本テレビ系)で演じたフリーランスの不動産・留守堂謙治である。

「留守堂は、ドラマの中で共演者の千葉雄大演じる足立と“怪しい”関係を醸し出していました。(東京喰種の)映画のジャパンプレミアで、松田が窪田のことを『一目惚れから愛に変わるような』と表現したことがそれと重なったのでしょう。ツイッターでは、『月山習を演じている松田翔太が留守堂謙治に見える』といったつぶやきも寄せられました」(スポーツ紙記者)

 他にも「松田翔太くん 留守堂の変態ストーカー感のイメージ強すぎて月山さんでも違和感ない素敵」「えー。松田翔太が月山さんなのー?留守堂さんにしか見えない。。。」もいった声も上がる始末。

「確かに憂いを含んだ表情や、ちょっとアブノーマルな雰囲気は、違う役ながら似ています。はまり役なのかもしれませんね」(放送作家)

 昨今、ドラマの潮流である“路線”がピッタリな松田翔太、ますます引っ張りダコになりそうだ。

(窪田史朗)

アサジョ