バルセロナに所属するブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョチェルシーへの移籍を希望している。17日にイギリス紙『エクスプレス』が報じた。

 コウチーニョは2018年1月にリヴァプールからバルセロナへと移籍。パリ・サンジェルマンへと移籍した同国代表FWネイマールの後釜として加入したが、本調子を発揮することができず、出場機会の獲得に苦しんでいる。

 コウチーニョは複数メディアによりプレミアリーグの復帰が噂されており、マンチェスター・Uなどが獲得に関心を示しているという。また、パリ・サンジェルマンも同選手の動向を注視しているようだが、本人はチェルシーへの移籍を希望していると伝えられている。

 しかし、同クラブはFIFA国際サッカー連盟)により補強禁止処分が下されており、処罰の軽減を申し出ているも拒否される可能性が高いとのこと。コウチーニョ自身は入団を希望しているものの、クラブ側の処分により移籍は実現しないことが濃厚だという。今夏の移籍市場期間中、同選手の不透明な去就に多くの注目が集められる。

コウチーニョはチェルシー移籍を望んでいる [写真]=Getty Images