闘病中は、なにげない言葉が深く胸に響くもの。自分以外の人に向けられた言葉に感動することもあるだろう。
元宝塚歌劇団・花組で、現在は女優・モデルとして活動する理絵のブログが注目を集めている。
■がん患者の女性と同室に
子宮筋腫の開腹手術を受けたことを明かしていた彼女。先月1日に入院、2日に手術、10日に退院というスケジュールで、約10日間、病室で過ごすことになった。
彼女が過ごしたのは4人部屋。「てっきり4人とも同じ子宮筋腫の手術で入院してきているものだと」思っていたが、実際には違って、同室のひとりは抗がん剤の治療を受けている人だったという。
■友人が優しい言葉を……
そんなある日、その人の友人らしき人が面会に。「なんでこんなになるまでほっておいたの?」と尋ねた友人に対し、がん患者の女性は「忙しかったし子宮がん検診を初めてした時なんかちょっと痛くてやだなーって思っちゃって」と返答。
すると、友人は小さくため息をついたあと、「どうせあなたのことだから家族の前では我慢してるんでしょ! 私の前では好きなだけ泣きな!」と言ったという。それを受け、がん患者の女性は「子供の前ではつらい顔できなくて……この先どうしよう」とシクシク泣き出してしまったという。
■自然ともらい泣きすることに
そのとき、病室には彼女たちふたりと理絵しかおらず。理絵自身、術後ということもあり、軽く情緒不安定になっていたようで、ふたりの会話を聞いていると自然と涙・鼻水が出たそう。
しかし、ここですすり泣いてしまうと完全にバレてしまうので、鼻にティッシュ詰めた状態で我慢。その流れで看護師がやって来て、「鼻血ですか? 大丈夫ですか?」と心配させてしまうことになったんだとか。
そして、「こういう時に同じような病状の人が同室にいたら色々アドバイスをもらえたり励まし合ったりできたのにと思いました」と綴ったのだった。
■親友の人数は……
友達の大切さを痛感させられる、このエピソード。「自分がもし入院したら、何人が見舞いに来てくれるだろう?」と思った人もいるのではないか。
ちなみに、しらべぇ編集部では以前、全国20〜60代の男女1,348名を対象に「親友の人数」に関する調査を実施。結果、もっとも多いのは「0人」で、もっとも少ないのは4人という結果に。
もし大切な人が入院した際は、心を温める言葉をかけてあげたいものだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年3月23日〜2018年3月27日
対象全国20代〜60代の男女1,348名(有効回答数)
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