福山雅治(『集団左遷!!』)

福山雅治が演じる銀行マン片岡洋が、不正をする上司たちに立ち向かうドラマ『集団左遷!!』の第9話が16日に放送。

前回、自身のうっかりミスから上司の不正を暴くことができなかった片岡。この失敗からさすがに何か学んだだろうと視聴者たちが思っていた矢先、今回も彼はやらかしてしまう。

 

■捜査に乗り出す

横山(三上博史)が裏金を作っていたことを突き止めたものの、その証拠を藤田頭取(市村正親)によって消されてしまった片岡。藤田に裏切られた片岡は、不正の新たな証拠を見つけるために、日本橋支店について再び捜査を始めることになる。

一方、片岡の友人で現在横山のもとで働いている梅原(尾美としのり)のところに、鮫島(小手伸也)がやって来て、横山の不正の情報が書かれた手帳を手渡すことに。

 

■不正発見、会議に乗り込むも……

その中で、横山が政治家から顧問料を受け取っていることを突き止めた片岡たち。元蒲田支店のメンバーと協力しながら調査を進めていくが、横山にその動きがバレてしまう。

そして、横山の顧問料の情報が書いてある手帳を受け取った片岡。それを持って、横山の副頭取昇格を決める役員会議へと乗り込み、手帳を見せながら横山が賄賂を渡していたことを話すが、横山から言い負かされてしまう。そして、横山は副頭取へ昇格したのだった。

■証拠少なすぎ!

横山の不正を証明しようと、梅原からもらった手帳1冊を持って乗り込んだ片岡。しかし、視聴者からは「それだけじゃ説得力がないのでは」と、不十分な証拠かつ裏取りなしで乗り込んだ片岡に呆れる声が。

たった1つの証拠だけではなく、複数の有力な証拠をそろえるべき。前回の証拠のコピーの取り忘れといい、ツメが甘い片岡元支店長である。

 

■「まずは警察」との声も

しかし、中では「早く警察に言ったほうがいいのでは」と片岡たちの調査姿勢そのものに疑問を感じる人も。

片岡たちも銀行員として仕事があるワケで、視聴者がこのような捜査に使う時間があるのか疑問に思ってしまうのも無理がない。しかも、政治家との不正の金があったのなら、イチ銀行マンの手にはもう負えないはずだ。

そして、警察のほうがもっと有力な情報を手に入れることができるはず。一体なぜ、片岡たちは自分たちの手で追い詰めようとするだろうか。

 

■次週最終回

そんな片岡たちの戦いも次で最終回。令和初の下克上となるのか。

ここ数週間は根回しもも裏取りもできず、「仕事ができない」印象しか与えていなかっただけに、最後くらいは彼らが活躍する場面を見たいものだが。

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(文/しらべぇ編集部・卯月

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