ブラジルで開幕し連日、熱戦が繰り広げられているコパ・アメリカ2019。
日本代表は招待国として20年ぶりに参戦するが、この大会で守護神を務めそうなのが19歳の大迫敬介(サンフレッチェ広島)だ。
チームには昨夏のW杯で正GKだった36歳の川島永嗣もいる。その大ベテランを押し退けて起用される彼のすごさとは何なのだろうか?
守備範囲が半端ない
大迫はそれほどリスクを犯さないタイプのGKだ。しかし高い運動能力を持つ彼の守備範囲は非常に広い。
こちらは先月26日に行われた浦和レッズ戦での場面だ。
背後のパスに素早く反応した大迫は、まるでノイアーのようにフィールドを大きく飛び出してクリア!19歳とは思えない準備と判断力に解説を務めた元日本代表の戸田和幸氏も賛辞を送っていた。
これは半端ないって!
キックが半端ない
足元の技術にも優れている大迫。一方、キックに関してはそれほど難しいプレーを選択することはないが、能ある鷹は爪を隠す。
前述の浦和との試合ではこのプレーで大観衆を沸かせた。
パントキック一本で決定機に!
浦和のGKは広島の大先輩でもある西川周作であったが、その西川の目の前で彼に勝るとも劣らない“鬼キック”を披露したのであった。
これは半端ないって!
投げても半端ない
蹴ってもすごい大迫は、投げてもすごかった。こちらは先月12日のベガルタ仙台戦。
足は右利きながら利き手は左という彼は、ハーフウェーラインを悠々超えるロングスローを味方に届けていた。
これは半端ないって!
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大迫は本来、先日閉幕したU-20ワールドカップに出場する予定だったが、A代表への招集を考慮して断念している。その悔しさを南米の地で爆発させてほしいところだ。
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