今や上野動物園のアイドルとして大人気のジャイアントパンダ・香香(シャンシャン)が先日2歳の誕生日を迎えた。中国メディア・捜狐は16日、パンダ好きで知られる日本人が驚きの行動でシャンシャンの誕生日を祝ったとする記事を掲載した。

 記事は、「島国の人びとに多大なる寵愛を受けている、シャンシャンが12日に満2歳の誕生日を迎えた」とし、2歳のお祝いをすべく上野動物園では様々なサプライズイベントが企画されたと紹介。中でもその1つは「呆然と立ち尽くして動けなくなりそう」なほど奇抜なものだったとした。

 そして、記事の作者を驚かせたイベントが「シャンシャンの糞のにおいをかぐ体験」だったと紹介。「日本人のパンダに対する愛着ぶりがまさかこれほどとは、もはや降参レベルである」と評している。

 一方で、パンダは消化器が短いため食べ物が消化器に滞留する時間も短いことから、エサである笹の葉がほとんど消化されないまままとまって便として出てくるとし、飼育員の話として「健康なパンダが出す便はとてもいい香りがする。竹を細かく砕いたものが出てくるだけだ」と紹介した。

 人間やその他の動物の糞とは異なり、消化が悪いゆえに「いい香り」がするという話を聞けば、パンダの糞のにおいをかぐ体験も悪くないかもしれない。しかし、記事の作者はやはり「糞のにおいをかぐ」という行為に大きな抵抗心を抱いたようで「初めて日本人が恐ろしいと感じたのはきっと自分1人ではないはず。いいにおいがしようがしまいが、糞のにおいをかぐというのは耐えられない」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

さすが日本人! パンダの誕生日の祝い方が突き抜けている=中国メディア