どうもあかりです。
誰かと付き合うのは、「独り身でいるよりも、幸せになりたいから」ですよね。
であれば当然、「幸せにしてもらおう」という受け身な相手よりも、「私の幸せ、ちょっとあげちゃう」という姿勢の相手の方が喜ばれること間違いなしです。

今日はそんな視点で、彼にしてあげたい「幸せのおすそ分け」の上手なやり方についていくつかご紹介していきたいと思います。


「いいこと」こそ、電話しようよ

カウンセリングを仕事にしているある方から、以前こんな話を聞きました。

「私たちみたいな仕事をしていると、とにかく愚痴とか相談とかをひたすら聞くから、相談者からは親近感とか場合によっては(変な意味じゃなく)愛情みたいなものを抱かれることも多いけど、こちら側としては、相談者のネガティブな面しか聞いていないから、あまり好意は持てないのよね。『負の側面』しか見ていない相手を、好きにはなれない」

思わずうなりました。

たしかに恋人というのは、友達には話せない真剣な相談なんかを持ちかけられる貴重な相手だけど、この点を勘違いして「ネガティブは彼に、ポジティブは友達に」みたいにやってしまうと、下手すれば彼はカウンセラーさんみたいな気持ちになってしまうでしょう。

相談事を彼に持ち込むのはいいけれど、「幸せのおすそ分け」をしたいのなら、それ以上に「いいこと」を彼に話してあげる。

「今日、こんなに嬉しいことがあった」「こんなに笑った」みたいなことを、どの友達よりも先に、彼に伝えてあげるだけで、彼はあなたの幸せをおすそ分けしてもらえて少し幸せな気分になるはずです。

「嫌なこと」があったときだけじゃなく、「いいこと」があったときこそ、帰り道に真っ先に彼に電話をしてあげましょうよ。


お土産」効果で幸せもおすそ分け

私が最強の「幸せのおすそ分け」だと思っているのは「お土産」です。別に、旅行に行ったときだけに限った話じゃありません。

友人と一緒に、あるいは一人で例えばホテルのバイキングに行ったら、そこのホテルのパン屋さんで彼の好きそうなのを買っておいてあげる。
買いたい本があって本屋に行ったら、彼と一緒に読んだら盛り上がりそうな旅行の本とか、インテリアの本とかを買っておいてあげる。どれもが素敵な「お土産」です。

これのいいところは、単に「ものが嬉しい」という点にとどまりません。

「俺と会っていないときでも、俺のことを頭の片隅で覚えていてくれた」という気持ちが伝わるから、嬉しいのです。

幸せのおすそ分けは、彼と会っているときだけにするものじゃないんですよね。


相談したら幸せのお返しを

さっき、相談のお話を少ししました。
そして、「ネガティブ」だけじゃなく、「ポジティブ」もたくさん共有してあげよう、というお話もしました。
だけど「ネガティブ」の共有も、やり方次第では「幸せのおすそ分け」に変化するものです。
その方法とは、相談をした後に、その結果として自体が好転したことを彼にお返しをしてあげることです。要するに、「相談しっぱなし」にしない。

実は先ほどご紹介した知人のカウンセラーさんもこう言っていました。
「例外的に、こちらからも好意を持てるのは、相談の後に『先生のおかげでこんなふうにうまくいきましたよ!』って明るい報告をしてくれる人なんだよ」と。
もちろん彼が相談に乗ってくれたからといって、世界がバラ色に変わるほどモノゴトは好転しないかもしれないけど、それでも、少しはマシになることの方が多いはず。
そういう幸せのフィードバックをしてあげられるようになれば、ネガティブなことも、ポジティブなことも、どんなことを共有しても、彼に「幸せのおすそ分け」をしてあげられる彼女になれますね。(遣水あかり/ライター)

彼氏が「ずっと一緒にいたい」と思う彼女は、「幸せのおすそ分け」がとっても上手い?