6月14日(日本時間15日)に、ニューヨーク(NY)のマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で米格闘技団体「ベラトール」のバンタム級タイトルマッチで勝利し、世界史上初の総合格闘技2団体同時王者に輝いた総合格闘家の堀口恭司。

 「いつものようにスッと寝た」


 激闘から一夜明けた15日(同16日)は、日本から応援に来ていた両親、兄弟、親戚を連れて、自由の女神のNY観光やショッピング等へ出かけた。

 「多分、1Rに相手のキックがかすった時に切れた」と言う目の下の切り傷に関しては、「全く痛まない。しばらくしたら、傷口もふさがるでしょう」と今後への心配はなさそうだ。

 一夜明けた心境を問われると「いつも試合翌日は、こうやって両親や兄弟を連れて観光に出かけるんですが、何か試合やった感じがしないですね(苦笑)」、「他の格闘家の人に聞くと試合終わった後に寝られないと言う話を良く聞くんですが、自分はいつもの時間に、いつものようにスッって寝られます。昨日もそうでした(笑)」と歴史的偉業達成に対しても平然としていた。

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思わぬ試合後の後遺症

 試合後の検尿でなかなか尿が出ず、500mlのペットボトルを試合直後に10本ほど飲んだ影響もあり「とにかくトイレが近いです、まだおかしいです(苦笑)」と試合後の『後遺症』に苦笑いだった。

 16日(同17日)に、日本へ帰国する両親、兄弟に分かれを告げ、トレーニングと生活の拠点のフロリダのアメリカン・トップ・チーム(ATT)の寮へと戻った。

 ATTの寮からNYへ向けて出発したのが1週間前の9日(同10日)だったが、「ものすごく遠い昔の事のように感じる」と漏らした堀口。その横顔が歴史的偉業を達成したプレッシャーから解放された事を物語っていた。

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

堀口恭司、偉業達成から一夜明け悩んだ『後遺症』