AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019決勝トーナメント1回戦1stレグの広州恒大vs山東魯能が18日に行われ、2-1でホームの広州恒大が先勝した。

サンフレッチェ広島や元日本代表MF本田圭佑を擁したメルボルン・ビクトリーと同居したグループFを2位で通過した広州恒大と、3季ぶりのACL出場ながら鹿島アントラーズと同居したグループEを首位で通過した山東魯能の中国勢対決。

立ち上がりから一進一退の攻防を展開される中、先にスコアを動かしたのは広州恒大。35分、ボックス右深くまで侵入したパウリーニョのクロスは飛び出した相手GKが弾くも、このこぼれ球をウェイ・シーハオが押し込んだ。

1点を追う山東魯能は、後半からウー・シンハンを下げてジン・ジンダオを投入。1トップのペッレを狙ったサイドからのシンプルなクロスを主体に攻めると、66分にビッグチャンス。シャン・ジェンの左クロスをボックス中央のフェライニが落とすと、ボックス右のシャン・チーがダイレクトでゴール左隅に突き刺した。

同点に追いつかれた広州恒大だったが、80分に反撃。ヤン・シュウウェイのパスを右サイド高い位置で受けたヤン・リーユーのダイレクトクロスを供給。シャン・ジェンにディフレクトしたクロスが直接ゴールに迎ると、反応の遅れたGKワン・ダーレイの弾いたボールがゴールネットに吸い込まれた。

結局、これが決勝点となり2-1で勝利した広州恒大が、25日に敵地で行われる2ndレグに向けてアドバンテージを手にしている。

広州恒大 2-1 山東魯能
【広州恒大】
ウェイ・シーハオ(前35)
オウンゴール(後35)
【山東魯能】
シャン・チー(後21)

サムネイル画像