今月17日、米オレゴン州ポートランドで20代女性がマンション16階のゴミ投入口から落下して重傷を負った。女性は病院に搬送されたが現在も危険な状態が続いているという。『The Oregonian』などが伝えている。

高層ビルやマンションの各階廊下などに設置されている“ダストシュート”は、ゴミを投入すると階下の集積所に集まる仕組みになっているため、わざわざ下まで運ぶ必要がなく大変便利だ。しかしダストシュートへのたばこの投げ入れやいたずら、子供の落下など安全面での問題も多発している。

17日の午後1時頃、ポートランドウエストバーンサイド通りにあるマンションで20代の女性が16階にあるダストシュートから身を投げ、約50メートル下の大型コンテナまで頭から落下し重傷を負った。

女性は通報を受けて駆けつけた消防隊員により救助され、オレゴンヘルスサイエンス大学付属病院に搬送されたが頭部を強く打撲しており、現在も危険な状態が続いている。

ポートランドファイヤー&レスキュー」のスポークスマン、リッチ・チャットマン氏によると、女性は20代後半でマンションの住人ではないとのことだ。女性が建物内にどのように侵入したのか調査中とのことだが、精神疾患を抱えている可能性が高いという。

ちなみに昨年7月には中国で、マンションの17階から2歳半の女児が転落したが奇跡的に軽傷で済んでいた

画像は『Portland Fire&Rescue 2019年6月17日付Twitter「1926 W Burnside: 1 adult female transported to OHSU with life threatening injuries, witnesses say she got into a garbage chute and fell 16 stories to garbage collection area, firefighters found her in garbage container, all crews have cleared @PBOTinfo #alert」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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