5月よりアイルランドや英国で開催されたスパイス・ガールズの「Spice World Tour 2019」は今月15日、大盛況のうちに幕を閉じた。しかしロンドンでの最終公演にあたり、ツアー不参加だった元メンバーのヴィクトリア・ベッカムが会場に駆けつけなかったことに対し、あるメンバーは不満を抱いているようだ。

再結成を果たし7年ぶりにツアー「Spice World Tour 2019」を決行したスパイス・ガールズ。“ジンジャースパイス”ことジェリ・ホーナー(旧姓ハリウェル、46)、“スケアリー・スパイス”のメル・B(44)、“ベイビースパイス”のエマ・バントン(43)、“スポーティ・スパイス”のメラニー・C(45)の4人は5月からアイルランド、ダブリンを皮切りに13公演を行い、今月15日に無事千秋楽を迎えた。

このたびのツアーに唯一不参加であった“ポッシュ・スパイス”ことヴィクトリア・ベッカム(45)は昨年11月、

「私は今回のステージには参加しませんが、『スパイス・ガールズ』のメンバーだった日々は、自分の人生にとって非常に意味のある大切な一節でした。来年のツアーが、愛と笑いに溢れたステージとなることを祈っています。」

「素晴らしいショーになることは間違いありません。昔ファンでいてくださった方も、そして現在も変わらずファンでいてくださる方も、誰もが至福の時間を過ごせることでしょう!」

と声明を発表、そしてダブリンでの公演初日には自身のInstagramに懐かしいグループの写真をアップし、

「ツアーが始まったガールズ達の幸運を祈っています!」

とエールを送っていた。

しかし現地時間18日、英国の朝の情報番組『Good Morning Britain』に出演した“スケアリー・スパイス”ことメル・Bは、ヴィクトリアがロンドン「ウェンブリー・スタジアム」で行われた最終公演に姿を現さなかったことを暴露し、

「ステージに上がってくれるなんて期待はしていなかったわ。でもせめてハーイって顔だけでも見せに来てくれると思っていたの。観客の1人として、サポートしてくれるってね」

と率直な心境を明かした。

「Spice World Tour 2019」が大詰めを迎えた週末、ヴィクトリアはサッカースペイン代表セルヒオ・ラモス(33)の結婚式に出席するため、夫デヴィッド・ベッカム(44)や次男ロメオ(16)、三男クルス(14)、長女ハーパー(7)ちゃんととともにスペインのセビリアを訪れていたが、ヴィクトリアがロンドンでのショーに顔を出さなかったことについては

ウェディングを取るか『スパイス・ガールズ』のショーを取るか…答えるまでもないでしょう」

「理由が何であろうと関係ないわ。私たちは大人なんだし、今後も何事もなかったかのように仲良くやっていかなくちゃならない。それにしても少しガッカリしたことは確かね」

と語っている。

なお「Spice World Tour 2019」には、歌手アデル長年大ファンであることを公言していた女優エマ・ストーンが応援に駆けつけ、憧れのメンバーとの対面に歓喜の声をあげていた。ヴィクトリアが子育てやビジネスで多忙とはいえ、13公演もあったショーに元メンバーとして一度も顔を出さなかった事実は、さすがに「礼儀がない」「サポートしていない」と思われても仕方がないのかもしれない。

画像は『Good Morning Britain 2019年6月18日付Twitter「@OfficialMelB says she’s disappointed that @victoriabeckham didn’t show up at the end of the Spice Girls reunion tour in London.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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