リヨンの会長を務めるジャンミシェル・オラス氏が、フランス代表FWナビル・フェキル(25)とフランス代表MFタンギ・エンドンベレ(22)の2人が今夏に退団する可能性があると明かした。イギリススカイ・スポーツ』がフランス『レキップ』を引用して伝えている。

リヨンでキャプテンを務めるフェキルは今シーズン、複数のポジションをこなしながら公式戦39試合に出場し、12ゴール9アシストを記録。一方、中盤の要として君臨するエンドンベレは、公式戦49試合3ゴール8アシストを記録した。現在、前者には昨夏にも加入に迫ったリバプールに加えレアル・マドリーらが、後者にはトッテナムマンチェスター・シティユベントスらが獲得に関心を抱いている。

リヨンジャンミシェル・オラス会長は先日、フェキルに関して移籍の容認を明言。そして今回、エンドンベレも退団する可能性があると口にした。

「(フェキルについて)彼は移籍に前向きだ。我々は(他クラブからの)話を聞くつもりである。ただ、まだ新しいことは起きていない。オファーを待っているが、現時点では何もない

「タンギ・エンドンベレもまだ何も決まっていない。たくさんのオファーは届いているが、我々が納得いく金額に達していない」

リヨンはすでにフランス代表DFフェルラン・メンディ(23)がレアル・マドリーへ移籍。その後釜としてアトレティコ・マドリーの退団が濃厚となっているブラジル代表DFフィリペ・ルイス(33)を狙っているようだが、合意には近づいていないようだ。

「彼(フィリペ・ルイス)は、我々が興味を持っている選手の1人だ。我々は最近、彼に会った。しかし、合意からはまだほど遠い状況だ」

「彼は決断するのに時間が欲しいようだ。コパ・アメリカが終わるまでは何もしないだろう」

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