場所や物の名前には、発祥となった地域独特な雰囲気があり、単語を聞いただけで「ヨーロッパっぽい」、「きっとアメリカのものだ」などと想像してしまいますね。そういった言葉の多くがカタカナ単語として日本には数多く存在します。中には、単語が連結して名前になっているものもあり、本来は途中に区切りが存在する単語も多いんだとか。
そこで今回は、「区切る場所に突っ込みたくなる言葉」についてアンケート、ランキングにしてみました。

1位 キリマ・ンジャロ
2位 カ・メハメハ
3位 ヘリコ・プター
4位以降のランキング結果はこちら!

1位は「キリマ・ンジャロ」!


コーヒーで有名、「キリマ・ンジャロ」が堂々の1位に輝きました。日本で「キリマンジャロ」といえばコーヒーの銘柄を思い浮かべますが、この言葉はタンザニアにある標高5,895mの山の名称です。そしてこの言葉、スワヒリ語だと「キリマ(山)」と「ンジャロ(輝ける)」と分けられており、「輝く山」という意味も込めて「キリマ・ンジャロ」とされているようです。日本には「ん」から始まる言葉が少ないだけに、「キリマン・ジャロ」、「キリ・マンジャロ」と思っていた人が多数、1位となりました。

2位は「カ・メハメハ」!


ハワイの国王、「カ・メハメハ」が2位を獲得しました。『ドラゴンボール』シリーズに登場する必殺技名の元ネタでもある「カ・メハメハ」、その影響もあってか日本人なら「カメハメ・ハ」と潜在的に思ってしまうのですが、実際は「カ・メハメハ」という区切りとなっており、ハワイ語で「孤独な人」、「静かな人」といった意味を持つようです。

3位は「ヘリコ・プター」!


複雑な航空機、「ヘリコ・プター」が3位にランク・インしました。語源がギリシャ語で「ヘリコ・プテロン(らせん・翼)」という意味を持つようで、もし区切っていうなら「ヘリコ・プター」となってしまうヘリコプター。ニュースなどでも「ヘリ」と略されることから、どうしても「ヘリ・コプター」という印象がありますね。

いかがでしたか?
筆者は四文字熟語でよく見る4位「五里霧中」が「五里霧・中」という区切りであったことに一番驚きました。

今回は、「区切る場所そこかよ!と突っ込みたくなる言葉ランキング」を紹介させていただきました。気になる4位~30位のランキング結果もぜひご覧ください。

調査方法:gooランキング編集部が「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
有効回答者数:500名(20~40代男女:複数回答)
調査期間:2018年12月05日~2018年12月05日
区切る場所そこかよ!と突っ込みたくなる言葉ランキング 3位「ヘリコ・プター」