ミランが、来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権が無効になる可能性が高まっている。イギリス『デイリー・メール』がイタリアの情報をもとに伝えている。
ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反により、UEFA(欧州サッカー連盟)から訴訟を受けていたミラン。その後、同クラブがスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴したことから、一時的にUEFAは訴訟を停止していた。
CASは8月14日まで審理を行うことはないと発表していたため、2019-20シーズンのEL出場権剥奪はないと見られていた。
ところが今回、来季のチャンピオンズリーグ出場権が獲得できず収支のバランスが保てなくなったミランは、EL出場を辞退し、UEFAに対しFFPをクリアするための執行猶予を求める動きを見せているという。
これが認められれば、ミランの代わりにローマがEL本戦へストレートインし、トリノがEL予選に参加する資格が得られることになる。
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