19日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に出演した地震学者の態度が視聴者の間で批判を集めている。

 この日の放送は、前日に発生した新潟・山形地震を取り上げ、中継なども交えながら現地の様子などを伝えていた。そんな中、スタジオには地震学者で京都大学名誉教授の梅田康弘氏を迎え、今回の地震のメカニズムを説明。余震の可能性にも言及していた。

 梅田氏はMCの宮根誠司の質問に答える形で今回の地震について説明。フリップなどを使って分かりやすく解説していたものの、神妙な顔をしている宮根や、コメンテーターたちとは対照的に、梅田氏は多くの場面でほほ笑みながら今回の地震について説明していた。

 これに対しネットからは、「なんでこの解説の人半笑いなの?」「地震の専門家がニコニコしてるのに違和感しかない」「笑いながら地震について説明されても全然頭に入ってこない」という批判が寄せられる事態になっている。

 「先月28日には、同日夕方に発生した川崎殺傷事件について、“子どもを狙った犯罪に詳しい”という専門家が『news every.』(日本テレビ系)に出演。不審者からの逃げ方を笑いながら説明するなどして大炎上しました。今回の地震学者は声に出して笑うことはなかったものの、被害の大きい地震に対し、笑みを浮かべながら解説するという行為に疑問を感じた視聴者が多くいたようです」(芸能ライター)

 一方、宮根も「津波の大きさっていうのは(太平洋側よりも)日本海(側)のほうがそんなに大きくないんじゃないかなって思っちゃう」などと発言し、梅田氏が苦笑いで「それはそうじゃないです」と否定する場面などもあり、「宮根が的外れなことばっか言うから専門家が半笑いになる」「ずれた質問ばっかりだから専門家が笑ってる」という指摘もあった。

 被災者が多くいる中、配慮を徹底した放送を求める声が噴出していた。

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