2019年6月19日韓国・聯合ニュースTVは「夏休みシーズンを目前に控えているにもかかわらず、日本行き航空券が破格の値段で販売されている」とし、その理由について報じた。
記事によると、韓国では最近、日本行きの航空券がソウルから仁川空港へ向かうバスの値段より安く売られていたり、1+1(1枚購入すると同じものをもう1枚もらえる)キャンペーンで売られたりしているという。片道9900ウォン(約910円)から1万5000ウォン、空港使用料と燃油サーチャージを除くと2~3万ウォンで日本に行って帰ってこられる。その他、日本行きの航空券をわずか500ウォン(約50円)で販売したり、無料で提供するイベントを行ったりしたところもあるという。
こうした「特価競争」が繰り広げられている背景として、記事は「低価格航空会社が増えて座席の供給も増加した一方、訪日観光客は約8年ぶりに減少したため」と説明している。今年1~4月の訪日韓国人観光客の数は約264万人で、昨年同期比で4%以上減少した。急増し続けていた訪日韓国人観光客が減少したのは、2011年東日本大震災以降初めてのこと。旅行業界では、近年「100円1000ウォン」を維持していた円ウォンレートが1100ウォン台に上昇したことと、訪日観光客が年間700万人を超えたことで日本が観光地として飽きられたことが原因とみているという。
また記事は「韓国人の旅行希望先が多様化したことも原因」と指摘している。訪日韓国人観光客が減少した一方、ベトナムマレーシアなど東南アジアを訪れる韓国人観光客の数は増加しているという。
これを見た韓国のネットユーザーからも「さすがに行き過ぎて飽きた」「日本の観光地はほぼ全て制覇したよ」「日本には5回行った。最初は全てが新鮮だったけど、だんだんホテルの部屋の狭さや嫌韓問題など悪いところが目に付くようになった。今は東南アジアやグアムを選ぶ」などマンネリ化を指摘する声が上がっている。
一方で「景気が悪いだけでしょ」「経済悪化で旅行客が減るのは当然」「お金がなければ旅行もできない。韓国では24万人の若者が就職できずに苦しんでいるんだから」「時間はあるのにお金がなくて行かれなくなった」「安くも売っているけど、私が行きたい日はいつも高い」など経済の問題を指摘する声も多い。
その他、「日本はきれいで静かだから行ってみたいけど、歴史問題が解決するまで行ってはならない場所と考えている」「嫌韓が問題になる国には行きたくないよ」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

19日、韓国・聯合ニュースTVは「夏休みシーズンを目前に控えているにもかかわらず、日本行き航空券が破格の値段で販売されている」とし、その理由について報じた。写真は仁川空港。