モーニング娘'19の牧野真莉愛(18歳)が6月19日横浜スタジアムで行われたプロ野球交流戦横浜DeNAベイスターズvs.日本ハムファイターズ始球式に、“まりパカ”姿で登板。Twitterなどネットで「可愛すぎる」「もっと登板して」「眼福眼福」と絶賛を浴びている。

牧野は“ガチ”の北海道日本ハムファイターズファンとして知られ、野球ファンから広く支持されているアイドルだが、今年は日本生命セ・パ交流戦公式キャラクターの“セカパカくん”ならぬ、“まりパカ”に扮して、毎年恒例となっているセカパカダンスに挑戦。先週時点でTwitterでのダンス動画再生回数は540万回を突破し、TikTokでの(#セカパカダンス)投稿への「いいね!」は23万を超えるなど、大人気となっている。

そうした中で行われた、今回の“まりパカ”始球式。当日の事前練習では横浜DeNAベイスターズ山崎康晃投手とキャッチボールを行い、真剣な眼差しで15球ほど投げると、山崎投手は「もうちょっと高く投げるといいよ」というアドバイスをしながらも「ナイスボール!」と、牧野の全力投球を絶賛した。

“まりパカ”は当初マウンドよりも手前からの投球を予定していたものの、山崎投手とのキャッチボールで手ごたえを感じた牧野が、「マウンドから投げたい」と直訴。バッターボックスから18.44メートル離れた正式ルールと同じ距離での投球となった。

そして嶺井博希捕手に向かって迷いなく投げ込むと、バッターの柴田竜拓内野手が空振り。球場から“まりパカ”に大歓声が送られた。投球は、惜しくも1塁側に逸れてノーバンとはならなかったものの、「70点!気持ち的には合格点です」と満足げな様子だった。

また、始球式後の囲み取材で感想を聞かれると、「色んな気持ちがあるんですけど、ボールがこっち(1塁側)に行っちゃったのが反省点です」と回答。

“まりパカ”として投げたことについては「最初はマウンドの手前から投げることになっていたんですけど、さっきブルペンで“まりパカちゃん”で練習したときに手ごたえを感じて、これは18.44メートル(※ホームベースとマウンド間の距離)いけるなって思って、マウンドから投げていいですか? とお願いして、(マウンドから)投げさせていただきました。でも、その結果、こっち(1塁側)行っちゃいました(笑)」とコメント。

投げづらくなかった?との質問には「真ん中の指では、持っています。“まりパカちゃん”もちゃんとボールを握れるので、ちゃんと握ってました。ストレートで握りました(笑)」と笑顔を見せた。

ちなみに、始球式は4回目だったそうだが、「4回目なのでイメージトレーニングは凄くできました。頭の中で球場をイメージして、こうやって名前を呼ばれて登場して投げるっていうのは出来てたんですけど、横浜スタジアムが初めてだったので、景色が違うと距離だったり、感覚が変わってくるなと思いました」とのこと。

今後の目標については「日本生命セ・パ交流戦で全国の球場を回って遊びに行って、みんなと交流したいなと思います。あとはずっと日本生命セパ交流戦が続くといいなと思っています。“まりパカ”も全国の球場に遊びに行きたいなと思います」と語った。